今回はこうしなきゃだめだよなどの情報ではなくて、実体験に基づいて肌で感じたビジネスマナーとはなんぞや?について少しお話ししたいと思います。
目次
本に頼りすぎては駄目
ビジネスに限らず、日常生活でのマナーにも言える事ですが、常に決まった答えと言うものは存在しません。
「この場合はこれ」なんて答えを探してしまう人ほどマナーの本質から離れてしまうと思います。
必ずマナーを考える場面ではその対象となる相手が存在します。答えは常に相手が持っているのでケースバイケースです。
じゃあ、どうすればいいんだよとなると思いますが、それを常に考えながら相手を注意深く見ることが必要です。
ルールなんてクソ喰らえとは言わないが
確かに誰が決めたのか知りませんが、ベースとなるルールみたいなものは存在しています、しかし果たしてどれほどの人が実際にそれを望んでいるのでしょうか?
例えば、名刺交換をする際には両手で渡す事、相手の名刺よりも下から渡す事、受け取るときも両手でというルールが存在しますよね。この中でも特に相手の名刺よりも下から渡す事であった実体験なんですが、そもそも空中でそれぞれが差し出すので実践の時にはこのルールにこだわりすぎると名刺下を取り合う合戦になった事があります。
なぜそんな事になってしまったのかと言うと、実際このルールに関しては僕の体験上あまり気にしている方は少ないです、その為こちらが下からを実行しようとした際にたまたま相手も下から渡す事を意識していると、こちらの感覚と同じで相手もそれを気にしていない相手だろうと思っているため、偶然相手の名刺が下に来たからこちらが更に下から出し直さなければ!って言う事がお互い繰り返されるなんて合戦みたいな状態になったんですね。
結果的にその時は僕がそれに気づいて諦め、事無きを得たのですが正直これでは疲れるだけです。なので、本などに書いてあるルールはマナーそのものではなくて、相手がマナーの価値観をどのように持っているか分からないからのとりあえずやっておくジャブなのでは無いでしょうか。
実際のマナーはそこから相手の口ぶりや動き、表情など少ない情報から相手の価値観に寄せて行こうとする行為がマナーなのではないかと思います。
おすすめなのは、やっぱり思いやり
相手の気持ちを完璧に把握することは無理ですよね。しかし、気持ちを汲み取ろうと考えていることは伝わります。
それを感じてくれていれば、相手にあなたの行動で少し気になる点があったとしても、大目に見てくれます。
決まったルールは頭に入れておいて損はないですが、1番大事なのはコミュニケーションを円滑にしようと考える気持ちだと僕は思います。
偉そうにつらつらと書きましたが、僕もまだまだ勉強中です。参考程度に受け取って頂ければ嬉しいです。
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