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「魔法」は実在するのか? 使うためには?この世の疑問について調査してみる(中二病かも……)

「魔法」は実在するのか? 使うためには?この世の疑問について調査してみる(中二病かも……)

今までに、一度は「魔法」を使ってみたいなんて思った事ありませんか? 憧れであり、奇跡であり、理想でもり、なんでも出来る不思議な力。

ただ、今だ誰も魔法を使っている人や、目の当たりにした人を聞いた事がありません。

ほぼ都市伝説と言える状況が続いているこの「魔法」について、興味が出てしまい調査してみようというのがこの発端の始まりです。

それでは、不思議な力「魔法」について見ていきしょう。



目次

魔法とはなにか。

そもそも「魔法」って一体なんなのでしょうか。
みなさんが想像している魔法とはなんですか? 恐らく、杖や手の平から炎をだして相手にダメージを与える。傷ついた身体を治癒させるといった事ではないでしょうか。
ゲームや物語などではそういった使い方がほとんですよね。私もそういうイメージがあります。

このような魔法もかっこいいのですが現実の世界はそうではありません。しかし落胆しないでください。魔法というものが存在しないわけでもないのです。
実はもっと魔法というのは私達のもっと身近にあるのです。
本来魔法使いや魔術師は、魔法をコミュニケーションの1つとして使用していたようです。

例えば、一人の音楽家が演奏をしていたとします。
その演奏を私とあなたと二人で鑑賞します。

「ああ、なんて素晴らしい演奏なのでしょう。」
「ええ、心が洗われまわすね。」
((僕の演奏を聞いて感動してくれている…!))

私とあなたと、そして演奏している人との三人の間には感動や美の共有が生まれます。

まさにこの感動や美の共有、つまり心に訴えてくる力というものが「神秘的なエネルギー」であり、それこそが「魔法」というものであるのです。

つまり今でも魔法が存在しているということ?

その通りです。
そんなことかよ〜って思うかもしれません。
でも鍵盤を叩いだけの音で私達は美しいと感じたり、情景が浮かんだりしますよね。それって当たり前なようで不思議なことなのかもしれません。

今の魔法の形と昔の魔法の形が違っていたということでしょう。
もっと漠然としていた「魔法」が今では高度化して「詩、音楽、絵画」などの芸術だったり、様々な形へと昇華している。進化している。
魔法というのは芸術などが発する人の心を動かす不思議な力の源であるということ。
それを受けた私たちは「美意識」や「神秘体験」の追体験を共有している。

人と人との間だから魔法って感じがしないだけで、もしも動物にもこの感動を共有することができたら……それってまさに私達が描く魔法の形だと思いませんか。
ものすごく現実的な魔法ですが。

魔法使いと魔術師は別物である。


余談ですが魔法と魔術が同類のものと考えている人が多いと思いますが、それは違うんです。

まず魔法を扱う人は「魔法使い」といい、魔術を扱う人は「魔術師」といいます。ここで知っておくべきなのが魔法使いと魔術師の違いです。

魔法使いとは「神を宿す者」
魔術師とは「神を降ろす者」

魔法使いは、自らに神を宿すことで呪文を唱えるだけで不思議な力を使うことができます。
一方、魔術師は、魔法陣や儀式などを用いて神を降ろすことで不思議な力を使うことができる。

魔法の発動タイミングとしては魔法使いのほうが早いのかもしれませんね。
スポーツ漫画で例えれば、魔法使いは才能型、魔術師は努力型といったところでしょうか。

ただ魔法使い、魔術師ってのがでてきちゃうとさっきのお話した魔法って一体……ってなっちゃいますね。
恐らく魔法にも沢山種類があるのでしょう。
さっきお話した魔法はスピリチュアル寄りの魔法であって、それとはまた別に昔は本当に火の玉とか出せる物理的な魔法もあったのかもしれません。
精神魔法と物理魔法、そう、その違い。

実在した魔法使いや魔術師

歴史上には魔法使いや魔術師と呼ばれてきた人たちが多くいます。
その中でも有名な人物をピックアップしてみました。
人物を紐解くことで魔法を扱うためのヒントが見えてくるかもしれません。

1:クリスチャン・ローゼンクロイツ
14世紀から15世紀に存在したとされる伝説上の人物。不老不死の実現を目指す秘密結社「薔薇十字団」を創設した人物とも言われています。
彼は魔術により多くの人々の病や怪我を治療したと言われており、ドイツでは有名な魔術師です。
106歳で亡くなりますが、亡くなる間際に「私は120年後に蘇るだろう」と予言を残しています。秘密の墓に埋葬されますが、そのちょうど120年後頃に墓が会員により発見。そして発見時の遺体は腐ることもなく、完全なままだったそうです。

2:エドワード・ケリー
16世紀に存在したとされる水晶球透視者。今で言う所の霊媒師といったところでしょうか。ジョン・ディーの魔術的な研究に協力、交霊実験なども行っております。
ケリーは水晶球を通して、精霊や天使のヴィジョンを見ることができたそうです。また、ケリーは金属変成の秘密を知っているとの公言もしていました。それがきっかけに投獄されてしまうのですが。
ケリーとディーは交霊術によって天使と交信することにより、魔術についても学んでいました。それがエノキアン魔術。さらに彼らは天使から天使語についても学んでいたようです。

3:安倍晴明
平安時代の陰陽師。当時、最先端の学問(呪術・科学)であった天文道や占いなどを、体系としてまとめた思想としての陰陽道に関して、卓越した知識を持った陰陽師とも言われていました。
幼い頃からその道の才能は優れていたようで、賀茂忠行から陰陽道についてのすべてを学びました。
悪霊祓いや疫病神退治は有名ですが、彼は式神を使って家事をしていたようで、人もいないのに勝手に門が開閉していたのだとか。

ざっくり聞いたことのある有名な人物をまとめてみました。
他の方もいろいろ調べてみたのですが、実在したとされる“魔術師”はいっぱいいるのですが、実在したとされる“魔法使い”は見つけられませんでした。
もしかしたら魔法使いというのは違う次元で生きているのかも、とかそんなオカルティックなことを想像してしまいました。

魔法・呪文を使う方法「ヒントはイギリスにあり!?」

なんでもイギリスは「魔法の国」として知られているほど昔から魔法と密接な関係性があるようで、ロンドンには魔法専門店が実在し、魔法道具が販売されているらしいです。

そして、「魔法博物館」という施設が存在し、魔女・魔術師として生きた人々の生活の記録や、魔術師や呪術師たちが使っていた道具などのコレクションが展示されているとのこと。
各地の魔法使いが送ってきてくれたという薬草も展示されており、貴重な場所として観光地化されているようです。

他にもイギリスには魔法と密接に結びついた場所が各地にあり、魔法を研究している研究者もいるとのことです。

神を宿している人はおそらく修練を積むことで魔法を使うことはできるのでしょうが、恐らくね、恐らく神を宿す人というのは一般人では滅多にいないのではないでしょうか。
私みたいなパンピーは魔法を使うためには魔術師を目指すしかない。呪文が一覧で載っている辞書的なものを、そしてそれらしい杖を、魔法道具がたくさんあるイギリスに行くしかない!
もっと深く、もっと応用的な魔法を習得したい、そんな人はイギリスに飛び立ちましょう。

そのためにも今、魔法とかそんなことを一切言ってられない現代社会で沢山働いて、お金を貯めなければいけません。
ええ、そう現実は簡単ではありませんね。

まとめ

現在でも魔法や魔術は存在し、昔とは違った形となり秘かに実在するのではないでしょうか。
芸術家やスピリチュアル的な人などは、それを無意識のうちに上手に使っているのかもしれません。

その力は従来の我々が知っている魔法や魔術の形ではなく、現代に特化した形で存在しているのではないでしょうか。
心惹かれる絵、歌、場所などはもしかしたら魔法や魔術の力が働いているのかも……

今あなたのそばにいる魅力を感じる人は、もしかしたら「魔法使い」または「魔術師」と呼べる存在かもしれません。

信じるか信じないかはあなた次第ですけどね!

もっと詳しく調べたい方は、1998年に発行された過去の本ですが「魔法辞典」とまさにそれらしいタイトルが付けられた本を見つけたので、参考に読んでみてもいいかもしれません。

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感想(1件)

ライターはこの人

どすえ
最近「荒野行動」にハマっておりやす!

未だ個人では1位になった事がないけど、チームではなんとか。

これからもっと腕を磨くでー!
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