
2019年に入って芸能人と似たようなカテゴライズで認知され始めたユーチューバーですが、彼らの主な収入源といえば企業から商品の紹介やプロモーションを受けてYouTubeに公開する案件動画です。
「最も案件を受けていたユーチューバーは一体誰なのか?」ちょっと気になりますよね。今回はYouTube総合情報メディア「かむなび」が発表した2018年を集計したユーチューバーのタイアップ動画起用社数ランキングTOP10を元にその辺を探ってみたいと思います。
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今、最も人気のジャンルは“ビューティー系”
タイアップ動画起用社数でみたユーチューバーTOP10がこちらです。ご覧の通り、YouTubeチャネルのカテゴリでビューティーをメインにしているユーチューバーが過半数を締めており、美容関連企業が自社製品を宣伝するときにユーチューバーを積極的に起用していることがわかりますね。
1位を獲得している「ほしのこCH」は登録者数が約25万人で、主にメイク動画や主婦としての1日を過ごした動画が人気を集めているようです。
もし、これからYouTubeで稼いでみたいと考えているのであれば、コスメや家事といった女性が興味を持ちそうなジャンルの動画でデビューすれば、もしかしたらTOP10に並んでいるユーチューバーのように企業から案件がもらえる可能性が高くなるかも。
2017年と比較してみると……
こちらが2017年のランキングになります。
2018年のランキングと比較してみると、顔ぶれがずいぶん変わっているのが分かりますよね。ラファエル・カズチャンネル・ヒカルといった男性に人気があるユーチューバーに案件が集中していた要因には、ゲーム系での企業案件数が多かったことにあります。
カズチャンネルが2017・2018年ともに2位にランクインしているのは、家電や食品といった男女ともに興味が持たれそうなジャンルの動画を多く投稿しているからと考えられますね。
「案件王=登録者数」ではない
こうしてランクインしているユーチューバーを確認すると、必ずしも登録者数が多いから企業案件が多いとは言えないようです。
案件王になるためには、人気ももちろんですが今年はどんな企業がYouTubeを使った広告に力を入れるのかを考えることも必要になりそう。
そのほかにも他の人があまり手を出していないジャンルで動画を投稿してみるのも案件がもらえるチャンスに繋がる可能性が増えるきっかけになるのではないでしょうか。