この時期は何かと旅行や帰省で遠出をしたり、車を使う頻度が高くなるかと思います。
車も、何かと消耗や劣化していくのを忘れてはいけませんよ。長時間のドライブなどで事故やトラブルの元になりかねません。
昨年のお盆時期には車のトラブルなどに駆けつけてくれる団体「JAF」の出動が7万6,797件と多く、個人の点検が怠っていることが原因にあったようです。
いま1度、出かける前に車両点検をした方が良いのではないかと思います。
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高速道路の救援要請で多かったのはこれ!
昨年のお盆期間中にJAFでのロードサービス件数はとても多く、高速道路で最も多かった要請は1,323件で「パンク」によるものだったようです。
パンクは全体34.48%を占め、3台に1台はパンクをしているという事になります。タイヤがパンクする主な原因は4つ。
1、釘などがタイヤに刺ささる
2、空気圧が適正値に達していない
3、タイヤを縁石などにこすりつける
4、ホイールが変形
といったことが原因にあり、走行中に注意していても難しい事象もありますが、空気圧やホイールなどは事前に確認できると思いますので、出かける前にタイヤの空気圧やホイールが変形していないかを確認し、安心できる状態にしておくと良いですね。
実は燃料が切れてしまう事も
パンクの次に多かったのが実は「燃料切れ」だったのです。
えっ燃料切れって!? と思うかもしれませんが、407件もの要請があり、全体の10,61%を占めていました。
恐らく車の燃費が悪いのが原因ではないと思いますが、燃料補給のタイミングを逃したり、燃料の残りが少なかったことに気づかなかった、などという事もあると思います。
あるいは、想定していなかった長距離渋滞や事故渋滞にハマり、燃料がもたなかったなんてことも考えられます。
お盆の時期などは何が起きるかわかりません。早めの燃料補給を心がけた方が良いという事でしょう。
渋滞時などは、こんなことに気をつけるのがポイント
お盆などの時期は特に渋滞に注意したものですが、ハマってしまったらどうしようもありません。もちろん、渋滞にハマらない日付、時間帯に帰れれば1番良いですが、せっかく故郷に帰って来て短い滞在時間ていうのもね。
渋滞にハマってしまった時には、車の電装品の使用を控えた方が良いみたいですよ。エアコンを使う夏場は、渋滞中に電装品を使いすぎるとバッテリー上がりの原因になる可能性があるので注意です。
その他にも、高速道路走行中にトラブルで停車した場合は、車外の安全な場所に移動してください。トラブルの際は、ガードレールの外などの安全な場所に避難してからJAFに連絡すると良いでしょう。
今年は車のトラブルに気を付けて、楽しい平成最後の夏を過ごしたいですね。