地方なのにオシャレなイメージがある鎌倉で、自治体とのジョイントプロジェクトとして地域の名を冠するアパレルブランドが誕生するそうです。
最近は地方自治体がアーティストとコラボしてPVを製作したり、地域をテーマにした音楽を製作したりと、形式にとらわれない活性化を狙った活動が盛んになっていますが、ファッションとの融合は鎌倉ならではですね。
誰が、どのような展開をするのでしょうか?
目次
KAGAFURI KAMAKURA(カガフリ 鎌倉)
その2つの魅力をファッションに落とし込み、世代を超えて楽しみながら生まれ育った場所に還元していきたいという思いのもとに生まれました。
プロジェクトに関わる人々
このブランドプロジェクトでは鎌倉出身者で多方面に活躍するフォトグラファー「横山 泰介」氏と「三浦 安間」氏も参画し、鎌倉に還元することを目的としたブランディングを志風音と共同で行います。
横山 泰介氏 (フォトグラファー)
1948年東京生まれ、鎌倉市在住。70年代、学生時代に撮った稲村ヶ崎の写真がきっかけとなり写真家となる。以降、ライフスタイルでもあるサーフィンをテーマに、主にポートレートを撮り続け、03年には写真集『surfers』を発表。また、サーファーのみならず、ミュージシャンやアーティスト、ハリウッドスターまで、これまで数多くの著名人を写真に収めてきた。
三浦 安間氏 (フォトグラファー)
1988年8月17日生まれ。海と山に囲まれた鎌倉で育つ。海での撮影をライフワークとし、雑誌、広告、エディトリアルなど様々な分野で活動中。鎌倉の海をモチーフにした様々な題材で写真展を行う。
KAGAFURI KAMAKURAのアイテム紹介
「カルチャー」にフィーチャーし、シンプルながら素材、縫製、鎌倉の自然に纏わるグラフィック、ローカルプライドの持ったメッセージプリントなど、全てのアイテムに鎌倉の魅力を盛り込んだデザインのアイテムとなっています。
(1) 鎌倉カーニバルC/S
1934~62年に鎌倉市で開催された伝説の祭り「鎌倉カーニバル」のロゴを用いたTシャツ
(2) ONLY LOCALS KNOW THE FEELING C/S
地元(鎌倉)に対して、ローカルの人々が想うメッセージをプリントしたTシャツ
(3) 星月マンホールプリントC/S
鎌倉市極楽寺地区に唯一存在するマンホールの写真をプリントしたTシャツ。
1894年~1939年まで存在していた旧鎌倉町の町章「星月」がデザインされています。
(4) 鎌倉古地図C/S
明治29年に刊行された「相模国鎌倉郡鎌倉名所及江之島全図」※を使用し旧鎌倉町の古地図を全面プリントしたTシャツ
※「相模国鎌倉郡鎌倉名所及江之島全図」は鎌倉歴史文化交流会館所蔵
Tシャツは、GOTS認証済みのオーガニックコットンを使用し、ソフトな肌触りが特徴です。また、ボディはクラシックとストリートをMIXし、どの年代の方でも着やすいシルエットになっております。
ニットを中心に日本製のファブリックを多く採用しております。緻密な編み込みによって程良いテンションがあり、上質で肌触りが良いのが魅力です。
このような、形や方法にとらわれない地域貢献は、鎌倉に限らず地域活性化というキーワードにどんどんと浸透していき、新しい発想がこれからも多く生まれていくのではないでしょうか。