
世界各国、どこにでも心霊スポットというものはあるかと思います、みなさんは行ったことがありますか? 僕は絶対に行きたくない派です。
単純に呪われたくない気持ちと、怖いのが苦手だからです。心霊スポットに好奇心なんてこれっぽちも湧きません。
ただ怖いもの見たさという感情が出てくるもので、行きたくはないけれど、動画をみたり、実体験話を聞いたりするのは嫌いではないです。
そこで僕のような行きたくない派や、心霊好きにオススメの写真集「絶対に出る 世界の幽霊屋敷」が発売されたという事で、現地へ行かなくても恐怖を感じられることができるかもしれませんよ。
目次
世界各地の幽霊屋敷を写真で
古城、館、牢獄、教会、墓地、病院、工場など世界各地で噂の絶えない有名な幽霊屋敷を、幻想的な写真と怖ろしい幽霊話で紹介した写真集となっているのがこの「絶対に出る 世界の幽霊屋敷」写真集。
世界中にはたくさんの幽霊屋敷や心霊スポットがありますが、それぞれに忌まわしい殺人事件や、思いがけない死にまつわる物語が語り継がれ、時を経ても色あせず残って行く1つの歴史と言えます。
籠城戦(ろうじょうせん)の舞台となったヨーロッパ中世の古城、華やかな舞踏会の音楽が聞こえる貴族の館、拷問と極刑が行われた牢獄、魔女裁判の教会、黒死病患者を埋めた墓地。
こうした世界各地の幽霊屋敷を訪れ、鉛色の曇り空を背景に撮影した写真の数々が1つの魅力となる作品になっています。
少し写真集の中身をご紹介
【ブラン城】
ドラキュラ城として知られるブラン城は、多くの敵を拷問にかけ殺害した「串刺し公」ことブラド・ツェペシュの居城でした。ブラン城には、ブラドの幽霊だけではなく、第2次世界大戦前住んでいたルーマニア王妃マリアの幽霊もでるとか。
【ブリサック城の内部】
現在の城主ブリサック公爵の一家は、シャルロットの幽霊や夜の奇怪な物音には慣れっこになっているのだとか。幽霊が良く出没するのは礼拝堂だが、客室に出て宿泊客を驚かすこともあるという。
【セントルイス第一基地 米国ルイジアナ州ニューオリンズ】
「ブードゥー教の女王」と呼ばれたマリー・ラビューが眠る墓地。近くのフレンチ・クォーターには、赤と白の派手なターバンを巻いたマリーの幽霊が出没するという。マリーの墓を訪れると、突然具合が悪くなったり、見えない手で触れられたりするらしいです。
【シャンボール城 フランス、ロワール=エ=シェール】
元々、フランス国王フランソワ1世の夏の狩猟小屋として立てられました。住居に適さず冬場は寒すぎる造りだったため、1547年にフランソワ1世が死去した後は放置されていたようです。1870~71年の普仏戦争の際に野戦病院として使われてたことから、治療のかいなく死んでいった負傷兵たちの霊が徘徊しているという。
【モン・サン・ミッシェル】
長年にわたり、包囲攻撃を受け、戦場となってきました。フランス国王が監獄として使っていた時期もあり、「海のバスティーユ」の異名を持ち、政治犯が劣悪な環境で監禁されていたのだとか。後にはフランス革命の反対派も投獄されているようです。
写真集には幽霊屋敷のマップが付いてくる
そうなんです。幽霊屋敷の具体的な場所を紹介する世界の幽霊屋敷マップが付いてくるので、いざ行きたい衝動に衝動に駆らたときには使えそうですよ。
読むだけでも心霊スポットを旅した気分になれると思いますが、行きたいけど行けない人、行きたくないけど見たい人など、写真集に出てくる歴史的建造物を含め、楽しみ方はいろいろとできそうなので、良かったら購入してみてはいかがでしょうか。