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本当にあった怖い話は、人に話しても全然怖がってもらえない件 – ばかにゅー.com

本当にあった怖い話は、人に話しても全然怖がってもらえない件

こんにちは。
私は最近痔になったようで、お尻が痛いです。多分、切れ痔だと思います。今、喫茶店でこうして記事を書いているのですが、どうにもお尻の位置が定まりません。体に不調が出るような歳ではまだないのですが、どうにも体の不調が止まらないのです。一体、何故なのでしょう。食生活が悪いからなのでしょうか。いや、でもそれは考えられないのです。なんてたって毎日納豆ご飯を食べているのですから。じゃあ何が原因なのか。

そうか、霊だ。

今ちょうど霊の季節ですもんね。霊に取り憑かれているのでしょう。つい先日も不可解なことが我が家で起こりまして。ここ最近はどうにも室内がぬるかったものですから、寝る前に扇風機を寝床の横に置いて寝ていたのです。ところが朝起きたら、窓際に扇風機が移動しててですね。
どうせ、寝ぼけたんだろうとか思っているのでしょうが、それにしてもなのです。それにしても移動距離が長いのです。話を盛って10mくらいです。盛って10mなので実際は3mくらいです。結構動いてます。私が夢遊病でない限り、そんなことはありえない。そして私は夢遊病ではない。夢遊病どころか無呼吸症候群ばりに静かにこじんまりと寝るタイプなのです。まあどうせいくら言っても信じてくれないのでしょう。

わかりました。それならば、信じてもらえるまで私が経験した不可思議体験を話すまでです。

目次

ひとりでに鳴る音

私が中学生の時に初めて経験した、不可思議な出来事です。

その日はテスト帰りでお昼頃に家に帰ってきました。母もその日は仕事が休みで、一緒にお昼ご飯を食べていました。
テーブルの上には私と母のスーパーで買ってきたお弁当とコーヒー粉の瓶が置いてあって、テストがどうだったの話をしながら食べていたら、急にテーブルがカタカタと音を鳴らし始めたのです。
地震かなあと思って電灯のヒモを見ても揺れていない。カーテンを見ても揺れていない。そもそも揺れなど感じていないのです。今の音はなんだったんだろう、不思議に思いつつもきっと地震だよねなんて話をしていたら、再びカタカタと音が鳴り始めました。
さっきよりも音が大きく、音の発信源がコーヒ粉の瓶からなのがはっきりとわかりました。しかし、コーヒー瓶は動いていない。1mmも動いていない、瓶の中の粉も全く動いていない。それなのに、確かにコーヒー粉の瓶から瓶を左右にカタカタとテーブルに打ちつける音がしているのです。周りを見渡しても間違いなく、電灯のヒモもカーテンも動いていない、地震ではない。しばらくその音は止みませんでした。私と母はその瓶を見つめるだけで体が固まってしまっていました。あまりの意味不明さに。
その物が動いているわけではないのに、動いている音だけがする。ポルターガイストとも呼べない不思議な現象を目の当たりにした瞬間でした。

あと不思議なことといえば、これもよくある話ではあるのですが、音楽の授業中、先生が何か話をしている時に、電子オルガンがいきなりひとりでに音が鳴り始めたことがありました。なんか、適当にジャンジャンって何音か鳴りました。
よく聞く話が私たちの前でも起こりました。ということは、やっぱりよく聞く話だけあって、よくある事例ということは物理的な何かしら別の原因があるのでしょうね。それとも霊も霊で鉄板ネタとして披露しているのでしょうか。幽霊だったとしても、まあ音楽室での出来事なので私が呪われているとかってわけではないなと思ったので、そこまで怖くはありませんでした。

というか、めっちゃ不思議じゃないですか。コーヒーの話。聞いたことないですよね。物が動いてもいないのにその物から音がするって。意味わかんないもん。法則超えちゃってるっていうか、違う次元で何か起こったような感じですよね。

新手の降霊術

これは高校生の頃の話です。普通に怖かった話です。

この頃から私はオカルトというものにハマっていって、部活をしていなかった私はよく一人で帰り道に心霊スポットだったり、変な脇道だったりに寄っていました。
不可思議な現象が起きたその日は、私一人ではなく、珍しく友人がついてきました。その日は、男の人が自殺したと最近噂になっていた公園に寄ることにしたのです。友人は怖がりなタイプでなぜついてきたのかというのもあったのですが、でも彼の怖がっている姿が面白くて、日が暮れるまでその公園で怖い話をしながら過ごしました。
帰り道も一緒に自転車をこぎながら怖い話をして帰っていたのですが、彼があまりにビビるものですから、おかしくておかしくて、彼の家についた時に「今日お前に非通知で電話するけど、絶対出るな。俺がふざけて掛けてるだけかもしれないし、お前が散々今日ビビっておびき寄せた霊の仕業かもしれないから。」なんて最後までビビらせて帰ったのです。
彼の家から私の家までは自転車で1時間くらい離れていたものですから、一人で自転車をこぎながら帰っていたら彼から電話がありまして。

公園になんか忘れたんかなあと思って電話に出たら「お前マジふざけんな。非通知で掛けてきただろ。しかも2回も。」なんて。
私はビビってる姿をみて満足していただけなので、本当に非通知でかけるつもりはなかったですし、そもそも自転車漕いでる途中ですから。でもめっちゃガチギレで電話がかかってきたもんですから、掛けてないなんて言ったら余計油を注ぐことになるなと思って、掛けたことにしました。なんか悪いことしちゃったなあっていう思いもあったので。

その時以来、彼の電話には非通知で電話がかかってくることはなかったみたいですが、実際にあるもんなんですね。
それから味をしめたように、私は同じことを彼以外の人にもやったのですが、同現象が起きることはありませんでした。

物の怪の類

この話は私が21くらいの時の話です。

合コンで知り合った女の子とデートした時のことです。
ちょっとあまりにもこの怖い出来事が印象に強すぎて、日中どこに遊びに行ったのか覚えていないのですが、とりあえずどっかに遊び行ってその帰り道に夜景が綺麗な山の上のお寺に行ったのです。そこは別に心霊スポットとかではないんですが、ただ妙にお寺の裏が真っ暗で、彼女を連れて心霊スポットごっこをしていました。
相変わらず、人を怖がらせるのが好きだったのでグイグイ一人でその真っ暗の中を突き進み、彼女を置いていくなんて非人道的な遊びをしていたのです。ただあまりにも悪ふざけがすぎて、彼女が半べそをかいてしまったので帰ろうかという話になり、車に戻りました。
車にエンジンを掛けて、さあ人里へ降りようと思って前を向いたら、助手席側のフロントガラスの左上端っこに手跡がついていて。間違いなく、彼女の手跡ではなかったし、しかも場所が場所。左上端っこなんて手をつくようなところじゃあありません。しかも手跡が逆さについていました。しかもしかも、なんならその手跡、指が6本、外側ではなく内側に。
前日、洗車してピカピカにしていたので、その日じゃないと手跡はつかないのです。全く説明がつきません。これはひさしぶりに怖いなあなんて思ったわけですが、変にワクワクが止まらなくて、これもしかしたら車体全体に手跡がついてるパターン、なんて見てみましたがさすがについてませんでした。

結局なんだったのかはわかりませんが、ただその手跡めちゃくちゃこびりついていて。ティッシュじゃ落とせなくて、仕方ないからあとで落とすよなんて言ったら、今すぐ消してなんて怒られたもんですから、結局指でゴシゴシして落としました。得体の知れないものの得体の知れない手跡に直接触れてしまって、なんだか呪われそうで嫌だったんですが、直前に迫っている彼女の怒りには勝りませんでした。

以上私が経験した本当にあった不可思議体験でした。
なんて言ってもコーヒー以外は他のことが原因な気もしますけどね。音楽室のはなんか電磁的な誤動作で、非通知はたまたまで、手跡は消し忘れ。ただ、その偶然を引き起こしているのが霊の力なのかもしれませんね。何か気づいて欲しくて、ピタゴラスイッチ的な感じで間接的に物事を動かしているといいますか。

ライターはこの人

熊谷
『個性派ライター』のクマガヤ
1人で群馬から東京まで歩いたらどうなるんだろうと思い付き、実行する強い好奇心も持ち合わせている。

「もう書きたくない」がお決まりの言葉。
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