響きは笑えるけど実際全然笑えません。
目次
平成の終わりと家族の終わり
我が家は平成最後の春を迎えると同時に家族の崩壊も迎えようとしています。
27年間仲の良い家族だったですが、妹のマルチ商法もどきがきっかけで家族崩壊が起き始めています。
所謂、「連鎖販売取引」というものですね。
本人の口からは聞いていませんが、「連鎖販売取引じゃないんだよね?」と何度質問をしても話を急にそらすあたり、そうなのだと確信しています。
実は妹は1年前にもかの有名な「連鎖販売取引」をおこなう会社の会員になっており、そのときにも「たとえ本当に商品が良いものであっても、その会社に対する一般的なイメージからして、誘われた側はいい気にはならないよ。副業をするのであれば、人との離縁をリスクにもつビジネス以外にしておいたほうがいい。」と注意を促しておりました。
その時は勧誘する会員から購入目的だけの会員に移行していたのですが。
今回はまた違う会社の連鎖販売取引にどっぷり浸かってしまっているようです。
最初の呼び出しも、急にいつ空いてるか?と何の用も言われず、リスケが続き「ここまで何度も会おうとするってことはなにか困ったことでもあったのかな」なんて心配していたのですが、緊急性を装って勧誘するのが目的のようでした。
待ち合わせの日はちょうど仕事が押してしまっていて、待ち合わせの時間に間に合わそうだったので場所の変更を指定したのです。
そしたら「実は紹介したい人がいたからそれは難しい」と。もしかしてと思って「まさかまた変なのにハマってるんじゃないよね?」と聞いたら「ビジネスの話がしたくて。本当にいいと思ってるからこそ友達とか家族に紹介したいビジネスなんだ。」って。
「…連鎖販売取引じゃないんだよね?」と聞いたら「違う」の一点張りで急に逆ギレ。それじゃあ一体何なんだと聞いても話を逸らす。
それから何度かやりとりをしたのですが、そのインターネットビジネス(笑)の内容に関してだけひた隠し。
あまりにも会話が成り立たない&騙して人を呼び出すような真似をしてくるので「(人との縁をリスクにしてやる価値があるのか)冷静に考えられるまで距離を置かせていいただきます。」と連絡をしたらその2日後に「誘う側として無責任でした。ごめんなさい。」と。
まあ、考えることができれば何をやるのも自由ですし、何事も経験だとは思うのでとりあえず一件落着かなと思っていました。
商品が本当に良いものだとしてもそのやり方に問題がある。
しかし謝罪を受けた2日後に「冷静に考えても話を聞いてもらいたいと思ってるんだけど、難しいかな?」と連絡が。
こいつ、何もわかってねえ。と思って、「じゃあまずはLINEでそのビジネスについて説明して。連鎖販売取引じゃないと言ったのだからそれを証明して。これで3回目だぞ。」と返信をしたところ「なんでそんなトゲのある感じなの?自分がそんなに正しい?」
まあ、こういった具合に話を逸してくるわけです。
冷静に考えろといったのは「人との縁をリスクにしてやる価値があるのか」というのを考えろという意味で、ちょっと時間を置けという意味ではないわけです。普通に考えればわかるはずですが、目の前の金にしか目が見えていないのかもしれません。
正しい正しくないという話でもないですし。説明をしてほしいと言っているだけ。以前は確かにやめたほうがいいと言ったけれど、今回は言っていない。言ったところでやめないということが目に見えているからです。
用件も言わず黙って人を誘い込み、強引に巻き込もうとする、そういう姿勢が問題なのです。たとえ良い商品だとしてもやり方が“人を騙している”のです。
事前にLINEで説明したら話を聞いてくれないから、だから黙って呼び出すしかない?あなたはそういうものを取り扱っているのです。一般的には煙たがられているもので、断られることが前提にある商材であることがなぜわからないのか。
もう大人ですよ彼女も。自分で考えるしかない。自分で経験して学ぶしかない。そういうことをやっていると人が離れていくということを。
だから、もう2度と関わらないでくださいと伝えてブロックしました。本当に顔も見たくありません。こんなにコケにされたのは初めてです。
「連鎖販売取引」というのは特定商取引法第33条で定義される販売形態を指し、違法であるねずみ講に近いものではありますが、違法ではありません。
双方の違いというのはまずは商品があるかないか。そして商品の価値と価格がかけ離れていないか。そういった部分らしいですが、まあ正直、違法じゃないからと言って誘われてもいい気はしません。微々たる差としか感じられません。
本人はその目的じゃないとはいえ、インセンティブ目的で商品を買わされているとしか思えないですよね。いいカモにされていると。
※「連鎖販売取引」と「無限連鎖講」との違いを詳しく知りたい方はご自身でお調べください。参考程度に。
この記事を家族に見られることが崩壊の決定打になるかもしれない。
確かに我が家の人間はみんな何かに、誰かに影響を受けやすい人間なのですが、だからこそ妹はマルチ商法たるものにもハマってしまったわけですが、まさか元号の終わりにも影響を受けてしまうとは。
誰かが言っていました。
桜の花は間も無く散っていくから美しいものなのだと。儚いからこそのその美に皆が夢中になるのだと。なんにしても散り際は美しいものなのだ。
だから散り際の家族も美しい。
なんてことはあるわけがなく、憎悪とセールスとで混沌としています。そうこれは“散る”ではなく“崩壊”なのだから。
危うくネットで教育用にとメリケンサックを購入するところでした。それくらい頭に血が登っていました。血が上りすぎて目から血の涙が吹き出ていました。そしたら貧血で倒れてしまいました。
貧血状態になって倒れた私はそのままエーテル体となり、気がつくとアカシックレコードにアクセスしていました。己を知り、環境を知り、命を知り、歴史を知り、海を知り、宇宙を知り、無を知りました。
メリケンサックに教育用なんてものもないということも知りました。
※メリケンサックの携帯は軽犯罪法に違反します。
このサイトを家族は知っています。
だから見られる可能性も十分にあります。やべえです。
でもこの記事を私は家族としてではなく、精神的苦痛を味わった被害者として書いています。何を言われる筋合いもありません。
そしてあなたは記事を書くということを仕事にしている人間を誘った。そういうリスクもあるということです。
また一つお勉強になりましたね。