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無人島で生活するなら何を持って行くべきか本気で考えてみた

無人島で生活するなら何を持って行くべきか本気で考えてみた

どこかで誰かとの会話のなかで「無人島に1つ持って行くなら何がいい?」なんて会話をしたことがないだろうか。

真面目なやつならナイフがあればうんぬんとか、すぐにふざけるやつは「お前ら裸で過ごすつもりかよ」とか言い出すから、

いや、服はすでに着ている前提だよ。

「無人島に取り残されるような前代未聞な状況だとしても、外出するのに服着てないことあるのかよ」

と正論で返すような、くだらない会話。

そんな過去の1シーンを思い出した時にふと、本当に無人島に取り残されたとして何が1つあるのが正しいのだろうかと疑問が浮かんでしまった。



目次

生きるために必要なもの


TVやYouTubeの企画でも「無人島生活〇〇してみた」みたいなエンタメが人気だったりするし、実際に無人島へ残されるような状況がないとは限らない。

衣食住と現代人が無人島で救助されるまでの間に生活をするのなら、必要なもの。

仮にナイフを持って行くとしても、サバイバル経験がない素人がナイフを自在に扱って生活道具やら食料の確保ができるとは思えない。

だからまずは何が必要かどうかを考える前にすぐに救助がこない条件で、生きて行くために必要なものを洗い出して、その上で最適な1つを決めることにしよう。

まずは何より水

好奇心でサバイバルについて調べてみた時に、人間にとって一番はじめに失うものは水分だということを知った。

食料などは、生死という観点で考えれば1週間食べずにいても死ぬことはないんだそうだ。

水分を摂取しないでいると、数日で脱水症状を引き起こしサバイバルどころではなくなってしまう。

ココナッツやサボテンなど、水分を多く含む植物が自生している環境であれば安心だが、もし見つからないようであれば、早急に湧き水や沢を探しておく必要がある。

それだけ大切な水を安定的に確保するために、例えば海水を真水に変えることができる現代ツールがあれば、無人島に必要なものとして上位にランクインしてもいいかもしれない。

身体を休める寝床と火の確保

昼は気持ち良いくらいに晴れている無人島でも、日が暮れると気温が下がり静かな夜がやってくる。

地べたに寝転んで1晩を過ごせるのも最初の1日がいいところ、連日ともなるとサバイバルで一番大切な体力が奪われてしまい、日中の活動にも影響が出てきてしまうだろう。

ましてや自分以外にどんな生物が生息しているのか分からないのだから、できれば地面から少しでも高い位置にシェルターを作りたいところ。

寝床だけでなく、火を起こすことで暖を得られるし、外敵から身を守る手段としてもいい。さらにサバイバル生活で極限まで追い込まれた精神状態の回復もできるというわけだ。

ライターでシュパっとするだけで火が確保できるのと違って、本来の火起こしは慣れていても重労働。

定番ではあるが、火を簡単に起こすことができるメリットは大きいので、火起こしに関わるライターなども候補に入れてもいいかもしれない。

食料の調達は差し引き計算で

自分の体力を対価に食料を確保するのだから、体力を仮に90%失って、エネルギー摂取50%の食料を手に入れた場合、差し引き計算すると生きるための最良の選択にならない。

効率よく高エネルギーな食料を確保できるような道具を製作できた後であれば、魚や肉などのカロリーが高い良質な食料を手に入れられる。

だからそれまでは、木の実や貝などを採取して生活基盤が整うまでに飢えを凌ぐのが正解だろう。

水の重要性を前半でお話したが、1週間何も食べずにいると死ぬことはないにせよ、本来自分が持っている運動量よりもかなり低下してしまう。

食料は何を持っていったとしても、食べてしまえばすぐになくなるので、何か1つで考えた時にはやはり候補から外すべきだろう。

救助の確率を高めるために

さて、ここまで生きて行くための方法を考えてみると現代の快適な生活を知ってしまっている僕たちには到底耐えきれないと考えるだろう。

実際に無人島でひとりになった場合には「早く元の生活に戻りたい」と想像より強く感じるのは当たり前の思考だ。

となれば、救助される確率を高めるために必要な行動に必要なものでもいいのではないだろうか?

手巻き式のLEDライトなんかはどうだろう、故障にさえ気をつけて入れば半永久的に使えるし、自然では得られない光源なので、レスキューや近くを回航する船にも気づいてもらえる可能性が高い。

動物に襲われたときにもLEDライトの光源が威嚇になり、危険回避の意味でも役立つような気がする。

本当に必要な1つは何だろう?

「誰もいない無人島で、ひとりきりになった場合に1つだけ好きなものを選ぶとしたら」の答えを探すためにサバイバルを生き抜くにはどうしたらいいのか考えてきた。

それと同時に今まで暮らしてきた生活がいかに安全で快適なものだったのかも、思い知らされたような気がしてならない。

リアルにサバイバル生活を想像した時に、一番大切なのは生き抜くという精神状態を保つことなのではないかと思うようになった。

常に何かに警戒しながら、次の日を生き抜くことを考えなければいけない環境で、本当に必要なものは目的を達成するための道具のようなものではなく、自分自身を強く保つために必要な支えなのかもしれない。

人それぞれに大切な家族や恋人、ペットなど見ているだけでほっとできるような相手。

心に強く思う、大切な人が写った写真を1枚。

僕が真剣に考えて導き出した、無人島で本当に必要な1つなのではないかと思う。

サバイバルについて、さらに深く知識をつけたいならこんな本もあるので、一読の価値あり。

ライターはこの人

むーさん
ガジェット・ネットワーク・料理・お金に詳しい男です。
趣味は映画・アニメ・ゲームとインドアばかりですが、実は高校生まではスポーツ漬けの日々を送っていました。

ネットワーク通信系の国家資格「AI.DD総合種」所持
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