嫌なことがあったり、なんでもなかったり、人の気分は1つの要因だけでなく様々な条件が重なり合って上がったり下がったりするものです。
誰かがスッキリさせてくれればいいのにと思うこともありますよね。
でも、あなたの気持ちを軽くできるのはあなただけです。
今回は、落ち込んでしまった時に試してみたい“ひとりで出来る行動”を3つ紹介してみるので、グッタリした心をスッキリさせたい時に試してみてください。
目次
1.ひとりで銭湯に行ってみる
今ではその数も減って大型の浴場施設ばかりになりましたが、街中にポツンと現れる銭湯は心を癒してくれるスポットの1つなんです。
年配の方と違って、銭湯に馴染みがない世代の私たちにとっては古い設備が逆に目新しく感じます。
決して広くはないけれど清潔に保たれている湯船や洗い場、遊び場ではなく日常生活の癒しの場として存在する場所だからこそ、訪れる人も同じようにひとりの人が多く、流れる時間もゆっくりと感じられます。
お風呂上がりには、定番のコーヒー牛乳やビールで温まった喉の渇きを癒して一息。
いつものようにスマホを弄るのではなく、外のそよ風にあたりながら、ぼーっとただ流れる時間を過ごすと、決して心躍るような場所でもないのに「今日はいい1日だな」と感じさせてくれます。
そこだけが時代から取り残されたような場所だからこそ、忙しい今を感じることなく頭の中をリセットしてくれるので、心も体も休息できる。
夜に訪れるのも良いですが、オススメは昼間に訪れること、夜よりも時間に追われずゆっくり過ごせるので、落ち込んだ気持ちを整理するのにピッタリです。
2.手の込んだ料理を作ってみる
今日は他のことを何も考えないで、時間も気にせずに食べたいと思う料理を自分で作ってみてください。
できれば、今までに作ったことのない料理がいいですね。
普段は作らないような料理だからこそ、家である材料では足りなくて近くのスーパーへ出かけたり、必要な調味料を探して隣町に行ってみたり。
手間がかかってややこしいからこそ、心の中のもやもやを感じなくて済むこともあります。
彩りや飾り付けにもこだわって、集中して没頭する時間があれやこれやと複雑に絡まってしまった気持ちをまずは解して。
最後に出来上がった目の前の美味しい料理を食べきれば、不思議と悩んでいた時間をどこか遠くへ捨てられます。
もしも料理が苦手であれば、部屋のものをDIYでこだわって作ってみるのもいいかもしれませんね。
3.知らない駅に降りてみる
何があるのか、どんなところなのか、全くわからない場所だからこそ入ってくる知らないことが多くて、新鮮な気分になれるものです。
気分が落ち込みやすい時って新しい環境で戸惑う時よりも、同じ毎日を繰り返している日々の時の方が多いような気がします。
今日も明日も同じ場所に行って、同じことをして、疲れて帰ってくる。
年齢を重ねるほどに、全てが新鮮だった子供の頃のような感覚が薄れていってしまい、時計の歯車のようにただ規則的な生活になりがちです。
あの頃は自転車で30分の場所が初めての世界だったように、大人になった今になって“知らない”という感覚を十分に感じてきてみてください。
きっと、誰かと行ってみたいお店が発見できたり、たまたま立ち寄った飲食店が好みだったり、こんなに身近だったのになんで知らなかったんだろうという経験が出来ると思いますよ。
何も無いだろうと思い込むのではなく、何かあるかもしれないという好奇心を持っていつもと違った駅に降りてみる。
知らないが知ってるに変わる瞬間って結構楽しいものですよ。
行動は思い立った時に
やってみよう、できそうだな、という方法はありましたか?
ちょっと興味はあるけど、時間を作るのが難しそうなんて思っているなら、完璧でなくてもいいから試してみるのをオススメします。
あくまで目的は気持ちを軽くして、楽になることです。
やらなければいけないのではなく、なんとなくでもいいから行動してみることの方がずっと大切。
1人で考え込むと、どうしても考えがループして結局抜け出せないことの方が多いもの。
誰かに悩みを打ち明けて聞いてもらえるのであれば、それが1番かもしれませんが時間の都合や距離の問題で、いつでも好きな時に相談はできません。
気持ちをスッキリさせたいなっと思った時に、自分だけで出来るリフレッシュの方法を持っておくことで、気分が冴えない日を過ごす日数を少なくできます。
何も思いつかない人は紹介した3つの方法の中から、少しでもできそうなことを試してみてください。
気分って意外と簡単にスッキリするものですよ。