一回きりの人生、だから悔いのない人生に、ということをよく聞きますが、『悔い』の妥協点ってどこなのでしょう。
小さな悔いを残さずして生きたとしても、後に大きな悔いになるのではないかと恐れてしまう。
小さな悔いを逃し、平穏な今を送っていても、どうしても過去のそれらに目が行ってしまう。
そういう生活。
そういう生活がある意味正しいということも理解はしているのですが、でもふとした瞬間にそれが味気のない人生のように感じてしまう。
絶対に来るとも限らない不安に私達は怯えて生きている、慎重に慎重に道を外れぬように歩みを進めていく。
先のことばかり考え生活をしていたら、今を見つめることを忘れてしまい、だから心に火が付かなくなってしまった。
湿気った炭のように。
もう火が付くことは無いです。きっと何が起ころうともないでしょう。
でもね熱のない人生は面白くないわけです。
だからわけてもらうしかないのですよ。
それで火を帯びた気になって、平凡な毎日をしっかりと踏みしめるのです。それでも良いと心の底から思える日にたどり着くために。
歌うチャッカマン『MOROHA』をご紹介します。
目次
アーティスト『MOROHA』
MOROHAはAFRO(Vo)とUK(Gt)
『宮本から君へ』を観て知りました。
まさにドラマの内容とぴったり。
心に刺さるものがあるはずです。めちゃめちゃ揺さぶられます。
複雑なギターにどストレートな歌詞、感情こもった激しい歌声。
はるか上空では激しく風が吹いていて、しんしんと肌には冷えた空気が突き刺さる。
冬空の下にいるような、なんかすげえ突き刺さるなって感じ。この感覚田舎者にはわかるでしょう。
体ごと心をぶち抜く熱いリリック
ライブ映像を見ているとアーティストと言うよりも『表現者』という印象を受けます。
全身全霊で伝えようとする、吐き出そうとする姿に目を奪われる。
ちなみにこの特徴のある声、聴いたことある人も多いのではないでしょうか。
ギャラクシーのCMはAFROさんがナレーションしています。
仮面ライダーウォズの変身ベルト、ビヨンドライバーの声もAFROさんが担当しています。
頭から離れない、強烈なインパクトを残す独特の声。人々の記憶に残すには適役ですよね。
自分の心境と重なるように感じるということ
多くの人が『MOROHA』に心を打たれている。
みんな燻った何かを心の中に閉じ込めて生きているということですよね。
妥協を繰り返してして生きている。
どうしても周りから外れてしまうことを恐れてしまう、個人主義ではいられない。
でもさ時代は変わっていくわけです。
これからの未来、どうなっていくのでしょう。
安定した生活がずっと続く保証がない。今までと違い全然ない。
年金のことだって厚生年金は75歳からとか言ってるし。
だったらさ、派手に弾ける人生を送ってもいいのかなって思っちゃうわけです。