若くして白髪が生える人も入れば、歳をとってもそこまで白髪の生えない人もいますよね。あれってなんでなんでしょうか。
遺伝子的な話もあると思うのですが、そもそも白髪の生えてくる要因がなんなのかと疑問に思っている人も多いはず。
白髪に対して、さほど興味を持っていない人からすれば自ら調べることもない疑問ですが、よくよく考えてみると黒毛混じりの中にポツンと白髪生えていたら不思議ですよね。
今回はそんな興味をあまり持たない人や、今更だけど白髪に対して気になっている人たちに、さらーっと読んでもらって、「へぇ〜そうなんだ」と思ってくれればと思います。
目次
白髪はなぜ生えてくる?
僕が学生の頃、学年に1〜2人には白髪が生えている子がいたのですが、みなさんも同じように、学年に何人かは若くして白髪が生えている人がいたのではないでしょうか。
白髪を気にして髪を染めていたら分かりませんが、恐らく自分が思っている以上に若くして白髪が生えている人が多いのではないかと思います。
さて、ではなぜ若くして白髪が生えるのかという疑問ですが、どうやら生活習慣が大きく関係しているようです。
さらに調べていて驚きだったのですが、髪は本来白いモノだと言います。みなさん知っていましたか?
まずは髪の性質を知ろう!
髪が本来白いモノとは一体どういうことなのでしょうか。
そもそも、髪というのはメラノサイトという色素細胞により、メラニン色素がつけられ黒色の髪として表面に出てきているとのこと。
要は、黒いコーティングがされた状態で髪の毛は生えてくるため、その中身は白いというわけです。
ということは、白髪になる原因は、この黒いコーティングがされなくなる事で、すっぴん状態の髪の毛が生えてしまう現象。
なんらかの原因でメラニン色素が髪につかなくなるということですね。
白髪の原因とは
今回は若白髪についての疑問ということで、その要因は主に生活習慣にあると言われています。
まず1つは「ストレス」です。
ストレスで体に起きる異変というのが、自律神経の乱れや筋肉の緊張、血管の収縮で血行不良などです。そして、白髪に影響する要因というのがこの「血行不良」なのです。
血行不良を起こすことで、血液を通して供給されるはずの栄養分が髪を生成する毛母細胞に行き届かなくなり、毛母細胞内のメラノサイトの働きが衰えて、色素が髪に定着しなくなります。
次に白髪の原因となるのが「栄養不足」。
そもそも、栄養が足りていなければ必然的に髪にも栄養が行き渡らないと言えますし、根本的な問題なので、やはり健康第一と思います。
やはり睡眠は大事!
これは一つ目のストレスに通づる話にもなるのですが、睡眠不足でも血行不良が起きます。
血行不良についてはストレスのところで話をしていますが、そもそも睡眠中には成長ホルモンが分泌されていて、体の疲れを回復する働があり、髪の育成にも大きく関わってくるのです。
成長ホルモンが分泌されることで、毛母細胞やメラノサイトの働きが活性化し、髪の育毛も促進、メラニン色素の定着も良くしてくれます。
つまり睡眠不足は、分泌される成長ホルモンが少なく、髪を黒くする成分が不足するため白髪になりやすいと言えるわけです。
白髪対策はまず健康から!
というわけで、ざっくりとした説明にはなりましたが、白髪の原因がなんとなくみなさんに伝わったのではないでしょうか。
今回の内容以外にも、さまざまな原因があるかと思いますが、なにより大事なのは健康でいることと言えます。
歳を重ねれば、体のあらゆるところが劣化してくのは仕方がありません。しかし、若くしてカラダが老いてしまうのは勿体無い気がしませんか?
若白髪がある人は、もしかしたら健康状態の黄色信号かもしれないので、生活習慣を見直し方が良いかもしれませんよ。