賃貸の新しいかたち“お部屋”のオーナーと借りたい人が直接つながる検索サイト

お部屋を借りる時に不動産屋で紹介してもらった物件に住んでみたら、イメージと違ったり内見だけでは確認できなかった所に不満ができたりしませんか？

僕もそのひとりです。物件のことは住んでいる人に聞くのが一番なのでしょうが、知らない人にいきなり「この物件住みやすいですか？」なんて聞くのは勇気が必要ですよね。

新しく誕生した不動産検索サイト「SPACELIST(スペースリスト)」では、建物のオーナーに直接問い合わせができるサービスを展開しているようです。これで、またひとつ今までの常識が変わるかも。

「SPACELIST(スペースリスト)」の特徴

一般的な不動産検索サイトは不動産会社が物件情報の掲載を行いますが、スペースリストでは、物件のオーナーがお部屋の情報を掲載し、借りたいと思う人は直接オーナーに問い合わせをすることができます。

アメリカやヨーロッパの一部では、貸主が部屋の募集を行うことが一般的となっており、日本においてもC2C型（消費者同士で売り買いの取引を行うこと）の新しい不動産流通形式を広めていきます。

対象は、全国の賃貸住居物件。住んでいる人の次に物件のことを一番詳しいのはオーナーですよね。

室内のことはもとより、周辺環境など、詳細について知ることができます。物件によっては、賃料や諸条件などについて、直接交渉できるものもあります。

家賃交渉は従来では不動産屋を通してしかすることが出来ないのが常識だったので、信頼できる不動産屋を知っているかたなら問題ありませんが、初めて入ったところで担当者が悪かったりすると鼻から交渉してくれなかったりということがあるので、自分自身で交渉できるのは安心ですよね。

こちらのサービスで助かるのは借りたい人だけではありません。今後、全国的に空室率の増加が想定されるなかで賃貸物件がなかなか埋まらないと悩みを抱えているオーナーも多いのではないでしょうか。

こちらではお部屋の情報は、スマートフォンからも簡単に掲載できますし、貸主が積極的に建物の魅力を発信して借りたい方とお話をすることで、適切な募集条件の確定や、より良い入居者とのマッチングが図れると考えられます。

株式会社PAX

代表者　：代表取締役　村井隆之
所在地　：〒150-0011　東京都渋谷区東1-26-32 OLDHAUS
設立　　： 2016年10月
事業内容：不動産企画・プロデュース、WEBメディア運営

こういったWIN−WINなサービスが増えてくるのはとても嬉しいことです。従来は当たり前だったことが徐々に選択肢が増えて変わってきていることを感じますね。