成人を迎え、お酒が飲める年齢のみなさん。お酒の飲み過ぎで失敗したことがあるのではないでしょうか。
気持ちが高揚する人、泣き上戸の人、記憶を無くす人。お酒を飲むことで、何かしら変化が生まれているのはお分かりですよね。
その中でも「記憶が無くなる」ことって恐ろしくないですか?
余計なことを話していないか、失礼な行動をとっていないかなど、自分が何をしていたのかを覚えていない状況は怖すぎる。
そもそもなぜ記憶が無くなるのか、原因を知っておくことで、今後のお酒ライフをより良いものにしていけるのではないかと思ったわけです。
僕もお酒を飲みますが、記憶を無くすことが稀にあります。楽しくなりすぎるとついついお酒が進んでしまいますよね。
目次
なぜお酒で記憶がなくなるのか
そもそもお酒を飲むことでなぜ記憶を無くすのかと、疑問に思っている方も多いのでは無いでしょうか。
まず、お酒を飲むことによって起こる脳への影響ですが、どうやら脳が“マヒ”を起こしてしまう事と、遺伝子の違いによって血中のアルコール濃度の上がり方が変わってくるそうです。
脳全体が一気にマヒを起こすわけではなく、部分的、血中のアルコール濃度によりその症状が変わっていきます。
では、その症状を例に血中のアルコール濃度とどう関係してくるのかをみてみましょう。
飲めば飲むほどに……
お酒を目安にどのような症状になるのかを見ていきましょう。
・ビール中ビン約1本
気分が良くほろ酔いとはいかないが、少し元気になれるが判断力が少しにぶってくる状況。
・ビール中ビン約2本
ほろ酔い気分がここから。脈拍や呼吸が速くなる状況。
・ビール中ビン約3本
気が大きくなり、声を張りあげたり、フラついている状況。
・ビール中ビン約4〜6本
運動に障害がでてきたり、同じことを何度も話したりしてしまう状況。
・ビール中ビン約7〜10本
ここまで来ると歩行困難が生じ、意識がぼんやりする上に、話もまともではなくなってくる状況。
・ビール中ビン約10本〜
昏睡状態や便失禁、呼吸がマヒしたりなど症状が起きる可能性があり、死の危険がある状況。
大まかな解説となりましたが、こう見ると僕の普段の飲む量が思いほか多いと感じますね。
さて、ここまででお酒を飲む量によってどういった症状が起きるのかはなんとなくわかりましたが、記憶を無くすのはただ飲みすぎたのが原因ということではないようなのです。
記憶を無くす「ブラックアウト」とは
みなさんはお酒を飲んで記憶を無くすことを「ブラックアウト」とも呼ぶことをご存知でしょうか。
そのブラックアウトの症状が起きる原因ですが、アルコールの血中濃度の急速に上昇してしまう事と関係しているようです。
要は、アルコール度数の高いお酒を一気に飲んだりすることで起こりやすいと言えるのではないでしょうか。
一気飲みが危険だと言われているのはこういった危険性があるからなのでしょうね。
もしみなさんの周りに、お酒を飲むペースが早い人や濃いめのお酒を飲む人がいれば、チェイサーを挟むなり、注意を促すことも考えた方が良いかもしれません。
そして自分自身に当てはめた時、飲むペースが早ければペースを遅くしたり、アルコール血中濃度を抑えるためにチェイサーを挟むなどして、充実したお酒ライフを楽しんで行きましょう。