クレジット決済などで、タブレットなどにサインをしたことありませんか? 画面に直接書いてみるとわかるのが、ひじょーにメチャメチャ書きずらいということ。
文章や絵をペーパーレスで気軽に書いて保存できるようになったのは良いものの、思ったより使い勝手が悪いのでなかなか普及しないのが現状です。
ラスベガスにて開催された世界最大級の家電見本市・CES 2018において発表された光学式スマートペンは、画面に書くのではなく、紙に書いた文字が直接デジタル化されて、保存できる優れものです。この商品、なんだか気になります。
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「Neo smartpen」とは
「Neo smartpen」は、2015年にクラウドファンディングサービス「Kickstarter」にて目標比1700%を達成し、現在までに世界100ヶ国以上にて販売されている商品です。その「Neo smartpen」の新シリーズ「Neo smartpen M1」が日本で発売となります。
紙に書くとアプリに直接デジタル保存されるという機能を基本とし、書いたデータが多様な方法でシェアができたり、筆記経過が音付きで再生できたり、Google カレンダーやGoogle ドライブに連携したりと多機能でありながら、シンプルなユーザビリティーが特徴です。
教育のICT化が急ピッチで進められている影響で、文教市場で用いられるツールのデジタル化も加速しています。その中で、特に学習においては「書く」ということを切り離すことは難しいのも事実。ビジネス用途での需要も考えると、これから注目がさらに集まるツールになると思います。
普通のペンと同じ感覚で使える
「Neo smartpen M1」はデジタルでありながら“ペンらしいペン”という事が代表的な特徴です。形状や機能を含めて使う人が、ごく普通のペンと同じように使えるよう配慮されています。
一般のペンと同じ程度の太さと長さで、独自のAP(Application Processor)とイメージセンサー(Image Sensor)を開発し、厚さと重さを抑え、充電時間も短くしてあります。
紙から即デジタル化というライフスタイルを変えるスマートペンとして、日常やビジネスで普通のペンを使うのと同じ感覚で使用することができます。
専用のアプリとノートが必要
Ncode™ テクノロジー Ncode™は目に見えない微細な線と記号で成るコードで、紙に印刷する時に、線と記号の組合せで作られたパターンが位置を座標値で表現します。
認識されたコードはデータに変換されることで、スマートデバイスに転送されて筆記内容を確認することができます。
デザイン・カラー全5パターン
「Neo smartpen」は、世界3大デザイン賞のiFデザインアワードにて2014年より3年連続で製品デザイン賞を受賞しています。
シリーズ新商品の「Neo smartpen M1」は、デバイスの黒い感じを超えて、使い手の好み個性に応じて選択できるように5種類のカラー(ブラック、ネイビー、グレー、イエロー、レッド)を展開します。
*日本国内では2018年6月8日より、レッドを除く4種類が販売します。
書いてすぐにデジタル化できるのはとても使い勝手が良いので、学校、会議、デッサンなどの場面で活用してみてくださいね。