先日、もっとも記憶に新しい元カノが結婚したことを知りました。失恋マスターである私にまた箔がついたわけですが、さすがに、さすがにちょっと応えました。グッときましたね。思わず妹に「元カノのオエェディング姿、間違えた、ウエディング姿をみちゃったよ。さすがにショックです。」と報告したら「性格悪。」と返ってきました。まあごもっともな意見だなと。
さてということで今回は“振られた数は星の数ほど”振られることが生きがいになっていると言っても過言ではない、私失恋マスター熊谷が「失恋から立ち直るためのもっとも効果的な3つの方法」について指南していきたいと思います。
夏がやってきますからね。テンションに任せて恋をすると必ず夏の終わりに振られます。今のうちにお勉強しておきましょう。
目次
超効果的な失恋立ち直り術その1「鏡を見る」
まず一つ目は鏡をみることです。
「これだけ大切に想っているのに。君との未来を考えていたのに。」
恋というものは無情なもので、いくら自分自身が相手のことを考えていても、それが完璧に伝わることがなければ、伝わったところでそれに値する答えが返ってくるとも限りません。だから失恋という悲劇的なことが起こるわけですが、まず失恋をしたらどうなりますか。泣きますよね。馬鹿みたいに泣きますよね。泣いて泣いて、飯食って元気出て、でも寝るときに泣いて、本当に馬鹿みたいによく泣きますよね。でもね、これはある意味自分を守るために無意識で行なっていることなのだと思うのです。要は悲劇のヒロインになりきることで、事実を客観的にて悲しみから自分を守っている。
失恋で涙するのって100%自分のために流している涙ですよね。相手はあっけらかんとしていたりするのですから、相手のために流している涙ではないでしょう。そう考えたら馬鹿馬鹿しくないですか。その時間無駄じゃないですか。悲しみを時短しませんか。泣くから余計に悲しくなるわけです。なんて言ったって止めようと思って止められるわけでもありません。じゃあどうするか。
そのブサイクな泣き面を鏡でみましょう。30秒で涙が止まります。泣き出す瞬間の顔なんて自分で見てみてください。見れたもんじゃないでしょう。そう思うと一気に冷静になります。失恋から立ち直るための第一歩目です。鏡を見ましょう。
超効果的な失恋立ち直り術その2「白猫テニスをプレイする」
白猫テニスというスマホゲームをご存知ですか。コロプラからリリースされているゲームなのですが、実はこれ失恋にもってこいなアイテムなんです。
悲しみを一番打ち消す感情ってなんだと思いますか。
喜びですか?違いますよね。喜べる瞬間に出会えてもあの人がいたら、シェアハピできたのになんて考えちゃいますよね。悲しみですか?違いますよね。切ない映画を見たところで全く効果ありませんよね。恐怖はストレスがかかりすぎるし、ないより継続できない。諦めは諦められたら悲しんでません。
答えは怒りです。怒りこそ感情の中でもっともパワーのあるものだと思います。いくら悲しくても怒りの感情が現れたときには、完全に悲しみを忘れちゃってますよね。怒りに100%自分の心が傾いてます。とはいえ、簡単に怒れる環境って作り出せませんよね。
そこで白猫テニスです。このゲームは本当に怒りを引き出すのにもってこいなツールです。しかもスマホという手軽さも魅力的。
白猫テニスでは異常なほどの煽りプレーに出会うことができます。1点取るたびに煽ってくる相手プレイヤー。こっちが泣きべそかかせてやると思ってミスせずに逆転すると、通信を切ってくる相手プレイヤー。とんでもない数のクソプレイヤーがあなたを待っています。私、スマホゲームが大好きで色々なものをダウンロードして遊んでいますが、ここまでイライラするゲームは出会ったことがありません。
間違いなく、あなたの怒りという感情を引き出してくれます。そして間違いなく、友達と気晴らしに遊びに行くよりも、断然失恋に効果的な遊びです。騙されたと思って失恋したときにはプレイしてみてください。立ち直るまで続けてください。
超効果的な失恋立ち直り術その3「仕事を辞める」
辞めましょう。
ドラマや漫画、小説でもよく見かける設定じゃないですか。失恋して職も失ったって。そういう設定よく見かけるということは、それがある意味セオリーとも取れませんか。
失恋をするとものすごく大切なものを失ったような感覚に陥りますよね。だったらそれ以上に大切なものを失ったら、“失恋なんてそんなこと”と思えるはずです。私も失恋をきっかけに、決まっていた内定先を蹴ったことがあります。ものすごい開放感を得られたのと同時に、とんでもない焦りに襲われましたが、おかげさまで失恋の悲しさなんてものは忙しさの中に消え去っていきました。いっその事全てをリセットするのです。ただ、この手段においては圧倒的効果を得られる場合もありますが大して効果を得られないという人も中にはいると思います。ので、責任は取れません。
が、失恋がきっかけで死んでしまおうなんて考える人もいるでしょう。同じ死を選ぶなら、仕事も辞めて全く何もない状態、ある意味社会的な死を選んだ方が懸命な気がします。同じようなものでしょう。今まで働いていたけれど、何もやることがなくなる、一種の仮死状態と行っても過言でないと思うのです。それから考えてみればいい。やっぱり生きるか死ぬか。
※ちなみに決して働いていない人が社会的に死んでいるなどと言っているわけではありません。一応変な解釈を起こされたくないので、説明を入れておきます。
さて変なフォローを入れてしまったばかりに何が言いたかったのかすっかり忘れてしまいましたが、大げさかもしれませんがリセットするのも悪くないんじゃないんですかという提案でした。
まずは鏡を見てそれでも涙が止まらないのなら、白テニやってみて、それでも失恋パワーが強すぎるのなら仕事を辞めてみて。それでもダメならもうダメです。失恋墜ちです、なんて。まあなんと言いますか、失恋なんてものは序盤にもお伝えした通り、自分のための悲しみでしかなくて、ほぼ気のせいの類のそれなんです。