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Re:Re:五月病 – ばかにゅー.com

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Re:Re:五月病

Re:Re:五月病

あっという間にゴールデンウイークが終わりました。
ゴールデンウイークは楽しく過ごせましたか?

私は久しぶりに地元の方へ帰っていました。
1年以上会えていなかった友人たちと遊び、家族とも久々にゆっくりと過ごし、
混雑していてもいいやと帰る日も1日延ばして、久しぶりに充実した連休を逃すまいと必死に抵抗したのですが。

結局、ゴールデンウイークさんは過ぎ去っていまいました。
ああなんということでしょう。

私はいつもの毎日に帰ることに絶望をしたのでした。



目次

五月病

そうして今年も無事五月病を発症したわけです。
実家を出る前に部屋を綺麗に掃除している時に。

実家から駅までの向かう道。広い国道沿いを歩いていきます。
お店がたくさん並んでいるのですが、空がとにかく広い。
都内みたいに高い建物があるわけでもないので、低い建物がズラーっと並んでいるのです。

だから、余計に空が広く感じる。
学生時代ここの道をよく自転車で通ったなあなんて思い出しながら。
近くで立ち寄った公園は私が何かあった時によく一人で来ていた場所で、それにもまた感傷を受ける。

この景色を見るのがまただいぶ先になることを考えると、ああ、帰りたくないなあと思うのです、当然。

無い物ねだりなんですよね。
地元の方へいれば、東京の方にいたことを恋しく思うし、東京の方にいれば地元の方を恋しく思う。
でもね、地元の方がやっぱり友達が多いので、地元にいる方がいいんだろうなあと考えました。

上京して来た人たちがみんな地元の方へ帰っていく理由がよくわかります。
でもいつか地元へ帰って来れるように努力すればいいのだからと少し前向きに捉え、五月病から少し抜け出したのでした。

Re:五月病

帰りの電車は帰省ラッシュに巻き込まれて、混雑。
スマホでゲームなんかすると電池が持たないので、イヤホンをつけて音楽を流す。

ぼんやりと東京の方へと進んでいく電車に揺られて。
そしたら急に学生の時によく聞いていた音楽が流れてくるのです。
イントロを聞いた瞬間に、うわっこれ今聞いちゃやばいやつと危機感を察するも時すでに遅し。

果てしなく地元に帰りたい、いや、学生に戻りたい、いやもういっそのこと小学生くらいからやり直したい、という後悔に包まれるのです。
再来、五月病。

そして連休ならではの気だるさが全てうまい具合に混ざり合う。
ああ、そうか、このまま引き戻しちゃおうかななんてトチ狂ったことを考えていると、眠気も覚めて来て、周りをふと見渡すと荷物を抱えている人たちがたくさん。

そんな人たちを見ると、ああこの人たちも今私と同じ気持ちなのかなと考えたり。
どこか疲れていて、でもどこか雰囲気が優しくて、混雑した電車内は連休の余韻で満たされていて。

そんな空気に触れていると寂しいという気持ちはなんとなくなくなっていくのです。
諦めという形で。

Re:Re:五月病

なんとか徐々に徐々に五月病から抜け出して到着するは新宿駅。
すっかりもう喧騒の空気に当てられて、東京人へと戻って来ました。

このまま帰るのはなんだか寂しかったので、東京の友人と一杯交わしてから帰宅。
そこそこフラフラ状態で自宅へ帰って来て、死んだように眠る。

翌日、朝起きたら実家にいるもんだと勘違い。
そっか帰って来たんだと思いながら、でも寂しさは全くなくいつもの日常に戻る。
家のことをやって明日の仕事の準備をして。

あっという間に夕方になって、たまにはネットフリックスじゃなくて普通にテレビを見ようと思ってテレビを付ける。
そしたらサザエさん。

懐かしいなあなんて見ていたら、あっという間に終わる。
サザエさんからのジャンクスポーツ、2次元から3次元に移り変わり。その時のとんでもない気だるさが襲来してくる。
サザエさんシンドロームからの五月病の連鎖発症。

このサザエさんからの日曜日の憂鬱さも久しぶりだなあなんて思ったりもしたわけですが。
何度経験しても憂鬱なものは憂鬱で。
タイムマシーンがあったらゴールデンウイークをエンドレスできるのにと現代の技術進歩を恨む。

Re:Re:五月病

ライターはこの人

熊谷
『個性派ライター』のクマガヤ
1人で群馬から東京まで歩いたらどうなるんだろうと思い付き、実行する強い好奇心も持ち合わせている。

「もう書きたくない」がお決まりの言葉。
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