ばかにゅー.com

「食べる溶岩 ジオロック」のジオラマが割とマジですごい

「食べる溶岩 ジオロック」のジオラマが割とマジですごい

最近、ばかにゅーに思いっきり手を抜いていた私は記事の書き溜めをしていました。
それなのでここに来ることが久しぶりに感じます。
何だろう、ここの妙にホッとする安心感。何をどんな風に書いても文句を言われない安心感。
そうです。全てはばかにゅーが人気がないからこそ得られる安心感なのです。
ばかにゅーからの報酬を諦めて安心感を得る。全ては等価交換の法則に成り立っているのですね。

さて今回ご紹介するのは「食べる溶岩 ジオロック」というお菓子。
ただの変わったお菓子ではなく、伊豆半島ジオパークが世界認定が受けられるようにと120パーセントの愛が込められているお菓子です。
ただならぬ情熱を感じたのでご紹介しようと思ったわけですが、まずは一つ一つ説明をしていこうと思います。
決してネタ切れなどではありません。



目次

まずジオパークとは一体何なのか

ジオパークとは、地球活動によってできた自然や文化といった、大地(ジオ)の遺産を主な見所とする自然の中の“公園”です。
大地の遺産を、保護・保全し、教育・普及に活用し、持続的な地域の発展に取り組んでいる「地域」のことを指します。
国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の支援により、ヨーロッパと中国を中心に世界ジオパークネットワークが設立されています。

地域が「ジオパーク」と名乗るには、ジオパークネットワークに加盟するための審査および認定を受ける必要があります。
ジオパークとして認定されるには自然の姿が保たれていることが重要視されるため、万城の滝など認定するに足りるような地域でも、安易な整備が施されてしまったため、候補地とならなかったものもあります。
また、認定されたらそれで終わり、ではなくて4年に1回、現地審査を含む再認定審査があり、加盟認定が取り消される場合もあります。

認定を受けるのも厳しくて、認定後もしっかりと保全をしていなければ取り消されてしまう。
ただだからこそジオパークと名乗ることに価値が生まれるのでしょう。

厳しいジオパーク世界認定を応援

さてババっとジオパークについて書きましたが、今回ご紹介するのは「伊豆半島ジオパーク」ではなく、それを応援する「食べる溶岩 ジオロック」です。
そう、重要な部分を飛ばすのです。大人の事情というか私の体力的事情のためです。

「食べる溶岩 ジオロック」は伊豆半島ジオパーク世界認定(勝手に)応援商品としてジオ(大地)を連想させる溶岩の形をした砂糖菓子です。
現在は、伊豆半島ジオパークミュージアム、伊豆市観光協会、ながいずみ観光交流協会などで販売され、ジオパークのお土産として好況を博しています。
2015年発売当時は惜しくも世界認定を逃しましたが、再審査結果が出る今年2018年の春、今度こそは!と長泉町のジオポイント「鮎壺の滝」を、「食べる溶岩 ジオロック」でジオラマ製作しました。

これがすごいわけですが、まだお見せしません。
もうワンスクロールしたあたりで出てきます。

今回のジオラマモデルは鮎壺の滝

伊豆半島ジオパークのジオポイントでもある長泉町にある「鮎壺の滝」は、黄瀬川にかかる高さ9mの滝で、三島溶岩流の南西端にでき、滝の裏側には溶岩樹形も見られます。
滝と富士山が絶景であることから「富士見の滝」とも呼ばれ、県の天然記念物にも指定されています。

また、有名映画のロケ地としても知られており最近では、関東圏からの観光バスのツアーにも組み込まれ、観光客も増えてきています。
伊豆半島ジオパークが世界のジオパークになれることを祈岩(ガン)(願)し、世界認定(勝手に)応援商品、砂糖菓子「食べる溶岩 ジオロック」で「鮎壺の滝」を忠実に再現。


見事に再現

これまでも「食べる溶岩 ジオロック」では、長泉町のジオポイント「割狐塚稲荷神社」や「破壊怪獣ジオロック」を製作し、今回の「鮎壺の滝」で3作目となります。
愛を感じませんか。凄い力が入っているんです。

割狐塚稲荷神社

破壊怪獣ジオロック

ちょっとトップ画像では印象度抜群な破壊怪獣ジオロックを採用させていただきました。
「食べる溶岩 ジオロック」を販売している株式会社オフィスグルーからは
「今後も伊豆半島ジオパークが世界認定される活動の一環として、ジオラマ製作など“岩々(ガンガン)”盛上げ企画を進めていきます」と無理やりなギャグを詰め込んだ応援メッセージも届いています。
お父さんたちが頑張って考えたキャッチコピーなのかなと考えると応援せざるを得ません。

さてそんなところで今回はS級な愛と努力が詰まったB級お菓子「食べれる溶岩 ジオロック」をご紹介しました。
B級とは言いましたが私も実際に食べてはないので、もしかしたら味が抜群に美味しいという可能性もあります。
全ては行ってみなければわからない。

ジオパークという言葉も正直まだそこまで知名度も高くありませんね。
今のうちに目をつけてSNSにアップしておけば、有名になった時に先見の明があったと尊敬される可能性も無きにしも非ずです。
春の旅行シーズン、行き先の一つとして考えてみてはいかがでしょう。

■伊豆半島ジオパークについて

伊豆半島は本州で唯一フィリピン海プレートの上にあり、かつては南洋にあった火山島や海底火山の集まりで、プレートの北上に伴い火山活動を繰り返しながら本州に衝突し誕生しました。現在も続く火山活動や地殻変動まで、さまざまな時代の大地の営み、恵みを楽しむことができるのが伊豆半島ジオパークです。

現在、伊豆半島の13市町(沼津市、熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町)、各観光協会などの団体が協力し、ジオパークをひとつの観光資源として観光客を呼び込もうと、世界ジオパークネットワークへの加盟に向けた取り組みを行っています。

ライターはこの人

熊谷
『個性派ライター』のクマガヤ
1人で群馬から東京まで歩いたらどうなるんだろうと思い付き、実行する強い好奇心も持ち合わせている。

「もう書きたくない」がお決まりの言葉。
Return Top

Copyrighted Image