
「運動不足」という言葉は、小中学校時代では無縁と言えたが、今は深刻に悩まされる言葉となりつつある。
筋力の衰えというのはとても怖いもので、いつもの時間に乗る電車に間に合わそうな時、駆け足で駅へ向かうのだが、改札への上り階段途中で大体ギブアップ。
だって、足が上がらないんですもん。
体力と筋力の衰えに気付いた時は、すでに日常生活最低限の身体能力しか残っていなかったのですからガッカリですよ。
なんとなく“老い”に気付いていた僕は、先日フットサルに参加したのですが、ここまで酷いとは……
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10分で息が上がる
これは事件です!
だってサッカーとバスケをやってきた人間が、試合開始10分で体力の半分以上を消耗していたのですからね。まさか、ここまで衰えているとは。
現役時代の頃は、前半後半30分ずつのサッカー試合をフル出場していたのに、普段から体を動かさないと、本当に歳を取っていくスピードが早いと気付かされました。
そして、もっと酷かったのは体力よりもこれ!
おい俺!体が硬すぎでしょ
これには本人も ビ・ツ・ク・リ ですよ。試合開始前に軽いアップで体操をしていた中、前屈をしようと手を伸ばしたのですが、ただの猫背になっただけ。
「おい俺! 体硬すぎだろ」と思わず笑ってしまった。
体力も大切ですが、柔軟性が高いと歳を取りにくいと聞いていたものですから、僕は確実にカラダ年齢は実年齢の10は上回っていると確信した。
フットサル自体は、18:00開始で20:00過ぎには終了していましたが、インターバルを挟みつつも常に限界突破で、僕からすればスパルタトレーニング。
楽しさよりも辛さが先行してしまい、僕たちがプレイしていたフットサルでは、あまり運動量の少ないキーパーポジションがあるため、僕は常にキーパーポジションをキボンヌ。
しかし残念なことに、全ては「ジャンケン」といった、もっともシンプルなギャンブルを採用していたために、ギャンブル運の無い僕はフル出場であったのだ。
後遺症発生!なんか足が上がらない
体は悲鳴をあげていたものの、それなりに楽しんだフットサル。その帰りの段階で「ん、股関節痛いな〜」と感じつつもも家に帰り、あまり入らない湯船に浸かり、その日は清々しい気持ちで就寝した。
翌日の朝……「はっ!? 痛い!」
そう、運動不足がもたらした昨日のフットサルの影響「後遺症」が発生したのだ。
なにが痛いのかというと、股関節が尋常ではないほど、動かすたびにズキズキと痛みが走るんです。みなさんの中にも経験された人いますか?
その痛みの影響で、駆け足はできず、階段は手すりを必要とし、まさに年老いた未来が見えた瞬間だった。
フットサルから3日たった現在、走ることはまだ難しいが、階段は補助なく登れるようになりました。しかし、まだまだ完治までには時間がかかりそうですね。
体力、筋力もそうですが、治癒までの時間もかかるのだと気付いた平成最後のフットサル事情。みなさんも、僕のような痛みを体験したく無いのであれば、普段から適度な運動をしておく事を強くおすすめします。