
連休も残すところあとわずか、大切に過ごそうと思っているときに突然表れる喉の痛み。「あれ、少し疲れたのかな」とかいいつつ、就寝前にリポビタンDと風邪薬の大定番パブロンを飲んで、これで大丈夫と自信満々にベットにもぐりこんだ。
翌朝に目覚めて気づく絶望感。全く良くなってない。むしろこの不快感は悪化していると考えて間違いない。病院はもちろんやってないから、とりあえず寝るしかない。とりあえず休もう。
そう、これが僕とゴールデンウィークとの戦いの日々の始まりだった。
目次
連休にやって来る病気ほど厄介なものはない
病状からセルフカウンセリングした結果、とりあえず風邪だろうと思っていたからこんなに長引くなんて思ってなかった。この記事を書いているのは連休明けの月曜日。まだ絶賛病人中なのだ。
確かあれは自覚症状を感じた翌日のこと。病院が空いていないのだからどうしようもなく、ただひたすらに眠った。むしろ頑張ったと言えるくらい眠った。
風邪と一緒に残り少ないゴールデンウィークを過ごすなんて、スクラッチで5万円当たるのと引き換えに神様と契約するとかなっても、お断りするくらい嫌だ。
その願いも虚しく、変な時期に引いた風邪は眠るだけで完治するほどやわなヤツではなかった。
パブロンゴールドA様でも治せない時もある
大抵の風邪なら、鷲のマークでお馴染みの大正製薬で乗り切れるのだが、今回は敵が強大すぎた。
喉の痛みは緩和したものの、2日目には鼻へと症状が変化した。「また連休に風邪かよ(鼻声)」いったい何故だろう、大型連休にばかり狙い撃ちされているかのように風邪を引くのは決まって休みのときばかり。
休みに仕事が重なっていれば風邪なんか引かないのに、ああ、ゆっくり休めるなぁと過ごしている時に限って風邪を引くのだ。無駄に規則正しいこの体質が恨めしくて仕方がない。
もう連休の残りも少ない。無駄にした日々は帰ってこないのだから諦めて、ナルトの続きでも見よう。
病院に早く行きたいと思うなんて考えたこともなかった
明日から仕事だ。結局最後まで風邪が完治してくれることはなかった。息苦しい鼻は一向に収まることなく、むしろ食道あたりがヒリヒリする感覚までする。
dTVで見れるナルトシリーズは中途半端なところで配信が止まっているし、食べるものとかを試行錯誤しても病気は快方の気配をみせないし、で踏んだり蹴ったりとはこういう事だと妙に実感する。
深夜、なんの物音もしていないのに息苦しくてなんども目を覚ましてしまう。こんなに病院に早く行きたいと思ったことがあっただろうか。
悪化を続ける風邪。一向に進まない執筆。無駄に過ごした連休。
どれをとっても楽しくない言葉の塊。
ようやく書き終えた。これで休める……と思ったら、夕御飯をうさぎに急かされて、PCに向かっていた重い腰をあげる。