
レッドビーシュリンプをオークションで落札したところ「もしかしてプチ詐欺?」な事態に遭遇してしまった僕。
納得が行かない気持ちが抑えれれない僕の経験を共有することで、同じ趣味を持つアクアリストさんに伝えて置きたいと思った。
目次
手軽なオークションに潜む影
アクアリストの中には、近くにショップがないとか、購入したい生体が売っていないとかの理由でオークションを利用して購入しているユーザーも相当数いると思う。
僕が購入したレッドビーシュリンプは、柄や色にこだわるとショップで購入できる場所が限られてくるため、個人がブリードした個体を買うことができるオークションの存在は非常にありがたいもの。
実際に出品数もそれなりで、ヤ○オクなんかで「レッドビーシュリンプ」と検索すれば、選べる程度には常に商品が出ている。
今回僕がレッドビーシュリンプを新たに購入しようと思ったキッカケは、立ち上げ済みのレッドビー水槽に別のDNAを追加したかったことが目的。
始めは20匹単位で発送してくれる出品を中心に探していたのだが、なかなか予算に合うものがない。
仕方がなく数は減ってしまうが全く別のレッドビーが迎えられるのならいいかと考えた結果、出品者がそれぞれ異なるレッドビーを1件ずつ落札することになった。
別だと思っていたら発送元が同じ
出品者情報をみても全く別の人物、住所も違う。
それなのに届いた運送会社に記載されていた住所は全く同じだった。
よく調べてみると発送元が同じ奈○県になっていたが、届くまでは詳しい住所まで確認することはできない仕組みになっているので、落札前に気がつくのは無理。
どちらの説明欄にも同梱可能とあったが、別のIDで出品されていたので当然のように送料も別々で支払っている。
僕の目的がそれぞれ別の水槽で育ったレッドビーを迎えることでなかったとしても、同梱可能な記載があって別人物を装って出品しているのだとしたら、送料で利益を上乗せしようとしているということ。
さすがに色々な意味で納得行かなかったので、片方の出品者に直接電話をかけてみることに。
「……もしもし、〇〇さんですか?」
電話が繋がらない可能性も考えていたが、あっさりと繋がった。
クロだとは言えないけれど……
落札者だということを伝えると、内容もしっかりと認識しており、言葉遣いも丁寧に対応してくれる。
一番疑問に思っているなぜ、発送先が同じなのかという質問をしたところ「ブリードしているのが自宅ではなく発送元の住所であること」「自分だけでなく別の人間もその場所でブリードしている」とのことだった。
記載されている住所を調べてみると大規模にブリードをするような場所ではなく、一般的なアパートがあるだけ。
他にもおかしいのが、どちらの出品者もIDに記載されている携帯番号を伝票に記載するのではなく、全く別の番号を載せていた。
「怪しいけど確かめようがない」それが、話を聞いて思った感想。
幸いなことに送料の数千円を多く支払ったこと以外では、レッドビーも手元に届いている。
これ以上労力をかけて追求するほどの損失ではないし、完全にクロだとする証拠もないので、納得せざるおえない状況だった。
出品者さんは、紛らわしい状況ですみませんと謝っていたものの、なんとも歯がゆい結末となった。
少しでも疑問があれば落札しないほうがいい
今回の結果でみなさんはどのように感じただろうか。
もちろん、出品者が言っていることが本当で、僕が疑いすぎているだけと感じた人がいても不思議ではない。
僕自身もそれを否定することはできないので、あくまで自己判断として欲しい。
でも、やっぱり怪しいものは怪しいワケで、僕は次に購入するときには今回の件を踏まえて、オークションを利用したいと思う。
特にアクアリウムの世界では、生体や水草の価格が相場で決まるため他のモノと違い、曖昧な境界線で成り立っている。
今の話が実際に役立つかは分からないが、あまり過信せずによく気をつけて利用したほうが嫌な気分にならずに済むので、みなさんは注意してね。
相場よりも安く生体を導入したいのであれば、こんなイベントもありますよ「アクアリウムバス 2018」行ってきた。え、興味ないって?そんなこと言わないで