
音楽系イベントって楽しそうではあるけれど、パリピ感があって参加しにくい人も多い気がする。
僕もそのひとりなんだが、外国人観光客で賑わう浅草からほど近く、独特なオブジェが有名なアサヒ本社ビル近くで開催されていた「隅田川ディスコ with ミラーボールカー」が雰囲気の良いイベントだった。
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吊り下げられるキラキラの車
2018年11月23日(金)からの3連休に隅田川テラスで開催された本イベント。
隅田川の空中に現れたのは、本物の車にミラーチップを貼り付けてキラッキラにさせた「ミラーボールカー」。
僕が参加した最終日には、作品を手がけた現代アーティスト西野達さんによるトークショーも開催。
隅田川に広がる夜景をバックにライトアップされた「ミラーボールカー」は、遠目からでも視線が惹きつけられるユーモア溢れた作品に仕上がっていた。
幅広い世代が楽しめる選曲
メインイベントはDJ・TAICHI MASTERのプレイで盛り上げる隅田川ディスコ。
会場に集まっている客層はファミリー層から年配までと幅広く、盛り上げるには難しそうな会場だったが、最新曲も含めJ-popを中心にカヴァー曲やアニソンなど、誰でも一度は耳にしたことがある選曲で会場を盛り上げていた。
TAICHI MASTER「今日も寒いから前で踊って楽しんで行ってください」
との呼びかけで、ステージで踊るミラーボールマンと一緒に肌寒い隅田川の夜にも関わらず、上着を脱ぎ捨てて踊る人が現れるくらい盛り上がり。
途中には、女性3人組の外国人観光客が参加して踊る姿も。会場に集まった子供から大人とハイタッチしながら楽しんでいる様子は、誰でも楽しめるイベントだったことを証明しているようだった。
パリピじゃなくても楽しめる
正直な話、音楽イベントで踊るのは敷居が高すぎて僕には難しいけれど、子供からおじいさん、おばあさんまで集まって楽しそうにしている姿を見ているだけで、気分が良かった。
キッチンカーでは暖かい食べ物やアルコールが購入でき、トイレも側にある墨田区役所がイベント開催時間に解放していたりと、小規模なイベントながら来場者に対して気配りを感じる。
ウェーイって感じが苦手な人でも、ほんわか楽しめる雰囲気なので次回開催があるようならば、無料だし興味本位で参加するのも悪くないのではないだろうか。