
映画・イベント好きのあなた、野外シネマの季節がやってきましたよ。東京国立博物館で開催される“2018 博物館で野外シネマ”の上映作品はスタジオ地図の代表作品『サマーウォーズ』です。
今年は2018年9月21日(金)、22日(土)の2日間で開催され、例年通りに賑わうことが予想できます。敷地内には屋台も出店し、フードやドリンクの販売が行われるので、イベント感覚で楽しめる映画フェスになっていますよ。
目次
博物館で野外シネマってなに?
2014年から始まった“博物館で野外シネマ”は、東京国立博物館に「まだ行ったことがない」「なかなか行く機会がない」という方に、映画を見ながら博物館の雰囲気を味わってもらいたいと企画された映画イベントです。
昨年の2017年には9月23日の上映(22日は雨天で中止)にも関わらず、約2,800人を超える来場者が参加したほど、注目度が高いので、今年は雨が降らなければ2日間でかなりの来場が予想されます。
今年は「細田守監督」初のオリジナル作で上映
今回の上映作品は、7月20日公開の新作『未来のミライ』(監督・脚本・原作:細田守/スタジオ地図作品)の公開も控えている細田守監督の初オリジナル作品、『サマーウォーズ(2009年)』です。
観たことがある方も多いと思いますが、あらすじを少しだけ。
「おねがいしまーーーーす!!」
というセリフが印象的なこちらの作品は、とあるきっかけで田舎の大家族と夏休みを過ごすことになった17歳の高校2年生・小磯 健二が仮想世界に端を発した世界崩壊の危機に立ち向かうという物語。
インターネットと田舎の大家族と言うあまりにもかけ離れたモチーフが、むしろ両者を引き立たせる世界観で描かれており、不思議(非現実的)な世界にも関わらずストーリーにすんなり入っていける、そんな長編アニメ作品となっています。
本作は関連イベントも多数行われてきましたが、野外シネマで観覧できる機会は少ないと思うので、外の空気を感じる開放的な気分で、作品にあらためて向き合ってみてはいかがでしょうか。
東京国立博物館について
1872年創立の日本でもっとも長い歴史を誇る博物館であり、収蔵する文化財は11万件以上。
日本から中国、朝鮮半島、西アジア・エジプトまでの地域を網羅し、土器や土偶などの考古遺物から浮世絵や刀剣、甲冑、近代絵画など、日本の美術史をたどることのできるコレクションです。
上映日当日は、「博物館でアジアの旅 日本インドネシア国交樹立60周年 海の道 ジャランジャラン」と題し、東洋館にてインドネシアをテーマにクリス(短剣)、ワヤン(人形を用いた影絵芝居)、バティック(ロウケツ染)のほか、インドネシアに流通した貿易陶磁器を紹介した特集も開催しています。
博物館で野外シネマのイベント概要
開催日時:9月21日(金)、22日(土)19:00~
上映時間:120分程度
※当日は22:00まで特別夜間開館(入館は閉館の30分前まで)
上映作品:『サマーウォーズ』(2009年 監督:細田守)
会場 :東京国立博物館(上野公園) 本館前
*雨天時は中止(中止時は、当日朝10:00までにTwitter等で告知されます)
共催:キノ・イグルー
料金:無料(ただし当日の入館料が必要)
入館料:一般 620円、大学生 410円
*高校生以下および満18歳未満、70歳以上の方、障がい者とその介護者各1名は無料。
*キャンパスメンバーズ加入校は無料。
総合文化展観覧券(入館料)はローソンチケットでも販売(Lコード:32431)
参加方法:事前の申込は不要です。当日会場にお集まりください。
夜の博物館というだけでも特別感があるこちらのイベント。映画ファンだけでなく、イベント好きにも楽しめそうなので、友達や家族と参加してくださいね。