
もったいないを形にした、僕たちにも嬉しい通販サイトがオープンします。食品ロス削減を掲げて立ち上がった「ロスゼロ」では、生産途中で発生した、商品にできないお菓子を手頃な価格で購入出来るそうです。
大量の「食品ロス」で悩む老舗菓子メーカーと美味しいものを手頃な価格で楽しみたいという消費者を結びつける新しいプラットホームとして、現代の背景にマッチしたサービスではないでしょうか?
目次
美味しいブランド菓子を低価格で
味や品質にはまったく問題ないにも関わらず、廃棄していた“規格外の菓子”や“販売シーズンを過ぎた菓子”などを「ロスゼロ」オリジナル商品として低価格にて販売されます。
メーカー側が抱えていた「食品ロス」の課題を解決すると共に、「美味しいブランド菓子を低価格で楽しんでみたい」という“あなた”のニーズにも合わせた「ロスゼロ」のサービスは、みんなが笑顔になる試みですね。
さらに収益の一部はカンボジアへの教育支援として寄付されるようです。無理のない支援活動としても役割も果たしてくれますよ。
販売されるお菓子の種類はこんな感じ
規格外ナッツチョコレート
世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」にて2018年に金賞を獲得した老舗チョコレートメーカーの規格外ナッツチョコレート。
ナッツの大きさに差があるもの、チョコレートのコーディングが一部はがれてしまったものなど、品質は全く問題がないのに破棄されていたナッツチョコレートを、「ロスゼロ」がアレンジし、低価格で販売いたします。
節分豆をした新食感の豆菓子
大正2年創業の老舗豆菓子メーカー「冨士屋製菓本舗」の豆菓子です。冨士屋製菓が製造・販売をしている節分の豆は、賞味期限が約1年間あるにもかかわらず、節分シーズンがすぎると廃棄していました。
その豆を使い、軽い新食感の豆菓子へと加工。オリジナル商品として、2018年6月27日(水)より販売開始。
社会問題化している日本のフードロス事情
環境省及び農林水産省による推計の結果として、平成26年度における食品廃棄物等は約2,775万トン(前年度約2,797万トン)、また、本来食べられるにもかかわらず廃棄されている食品、いわゆる「食品ロス」は年間約621万トン(前年度約632万トン)と言われています。
例えば、僕たちが普段使っている車が1台あたり1トン〜1.5トンなので、1年間で自動車約414万台にもおよぶ量の本来は食べれる食品が捨てられているということです。
世界の飢餓に苦しむ人々への年間食料援助量が約320万トンであるのに比べても非常に大きな数字であり、日本における1つの大きな社会問題となっているのは間違いないようです。
「ロスゼロ」サービス概要
開始日:2018年6月27日(水)
運営方針:フードロスとなっていた老舗メーカーの菓子の加工・販売、収益の一部をカンボジアに寄付
運営会社:株式会社ビューティフルスマイル
サイトURL:http://losszero.jp/
食品メーカー、私たち、カンボジアの子供たち、フードロス問題を抱える社会、ロスゼロ、5つにとって有益な仕組みづくりを目指しているサービス。
安くて美味しく今を変えられる取り組みにあなたも参加してみてはいかがでしょうか?