
最近、大雨の影響で多くの人たちが被害にあっています。決して他人事ではないです。
自然災害を未然に防ごうとするのは簡単ではないと思います。しかし、僕たちができる災害対策は探せばいくらでもあすはずです。
人の命・大切なモノ・大切な場所など、助けたいときに助けられない可能性もあるかと思います。今からでも遅くないです。
いま一度、災害の恐ろしさ、災害対策について考えていただき、一人でも多くの命が助かる事を願います。
目次
あなたの「大切」が目の前からなくなる恐ろしさ
現実味がない分、なかなかイメージや感情が湧き出てこない人がいるかもしれませんが、ぜひここで思い浮かべて欲しいです。あなたの“大切な何か”が失われることを。
家族・恋人・ペット・思い出など、大切な何かは誰でもあるはずです。もちろん自分の事も大切だと思いますが、あなたにとってのすべての大切を改めて考えてみてください。
あなたが何かを失うということは、精神的に大きな傷が残るということ。体の傷はなくなるかもしれませんが、心に刻まれた傷は決して消えません。
存在が消えてほしくない、変わった姿になってほしくない、忘れられたくない。相手にとって、自分にとって「大切」の意味、改めて考えてみてはいかがでしょう。
まずは「防災グッズ」を備えましょ
ここ最近では、さまざまな防災グッズが販売されており、便利な道具や、栄養価を考えた食品など、種類豊富に売られています。それこそ防災グッズが一式でまとまったセット品も販売されていますが、「最低限これは防災グッズとして備えておくべき」をここでは紹介します。
無くてはならない「水」
僕たちが生きるために飲むこともそうですが、火災であれば消火に、衛生面であれば洗浄になど、水の用途はたくさん存在します。
市販されている水には賞味期限があり、500mlペットボトルで未開封状態の場合は平均1年、1.5Lから2Lのもので2年から3年です。備蓄用のお水になると、5年のものもあります。
飲み水は市販のものを買っておくと良いですが、多目的用として、お風呂場の水を流さずに溜めておくのも災害対策の1つですよ。
今では種類豊富な「非常食」
非常食の定番「カンパン」、缶入りのカンパンは5年も保存できるので買っておけば少しは安心できます。
しかし、カンパンはちょっと嫌だという方は、缶詰めや水だけで食べられるレトルト食品なども販売されています。
非常食として選択肢は多くなってきているので、一度調べてみて備えておきましょう。
服の予備を忘れずに
夏は汗をかき、冬は暖をとる。下着の予備と、防寒着は必ず備えるべきです。
常に体を洗える状況とは限りませんし、避難生活がどれだけ続くかは分かりません。衛生環境が悪く、病気になり、薬も治療もできないなんて大惨事になる可能性を考え、できるだけ2次災害
3次災害を防ぐようにしていきましょう。
「軍手」はあなたを守る
工事や農作業などでも使用される軍手。価格も安く、使い勝手良くて、防寒対策で手袋替わりにもなります。
もちろん手を使って重いものを持ち上げたり、手が傷つく可能性があるときなどに軍手が役立ちます。
利用シーンはさまざまですが、荒れた自然環境の中では持っておくと必ず役に立つはずです。
筆記用具・手帳やメモがとれるものを用意
今はスマホやタブレットなどでメモを取れますが、あくまでスマホや通信機器などが使用できない状況を考えなくては意味がないです。
手帳やノートなどを持っていることで、忘れてはいけないことを記録しておいたり、誰かにメッセージとして置手紙をしたりできるため、1つの連絡ツールとなりえます。
安否確認の張り紙や、伝達事項がある際には必ずもっておくと良いでしょう。
リュックサックに収容すべし
防災グッズをどれにしまうか悩む必要はないです。間違いなく両手が自由に使えるリュックサックにしまうべきと言えます。
災害時には行く手を阻む壁がいくつも出てくることでしょう。その中で手足を使い、道なき道を進んだり、足場がよくない環境の中進まなくてはいけなかったりしなくてはいけないこともでてきます。
悪条件の中で、荷物を持つのであればリュックサック以外はオススメしません。
最低限を考えても足りないぐらいですが、備えは大切です
恐らく最低限となる防災グッズを紹介しましたが、最低限での用意では正直足りないと思っています。むしろ備えが多すぎぐらいでもいいと思いますが、さまざな状況を想定して準備をしていきましょう。
地震、台風、津波、火災など、自然災害はいつ起こるか分かりません。ある程度の予測がついても、それに合わせて準備をするのでは遅すぎます。
防犯グッズの準備も大切ですが、災害に負けない“心”の準備をしておくことが何よりも大切なのではないでしょうか。
この記事を最後まで読んでくれた方たちが、改めて災害と向き合い、備えを蓄えてくれれば幸いです。