
なんのことだか分からないタイトルにも関わらず、クリックしてくれた人こんにちは。
学生を卒業して晴れて社会人になるころ、慣れない環境に毎日さらされる日々が続いていくと、それまで外出するときにはそれなりにオシャレをするのが当たり前だったのに、気づいたらおっさんみたいな服装になっていました。
そんな僕のくだらない体験を通して、社会人になって少し経った今の新卒に向けて何かしらのヒントになればいいなと思い、ここに当時の僕について書いておこうと思います。
目次
1年目は覚えることが多すぎ
僕の肩書に会社員という名前が付いた1年目。仕事を覚える前につまづいたのが、ビジネスマナーでした。
相手先に訪問したときにどのように振る舞うべきなのかとか、ビジネスメールはどんな風にやり取りするべきなのかとか。今までは触れてこなかった世界でのルールに、戸惑う毎日。
慣れないことをする日々は思っていた以上に苦痛で、頭も体も酷使してむかえる休日は楽しみたいというよりも何も考えずにボーッとしていたい気持ちしか出てきませんでした。
こんな苦痛がこれから先ずっと続くのかと思うと、次第にやる気が薄れていくのがわかります。
休日が休日じゃなくなった
そんな、平日と休日を繰り返すうちに、それまでは映画をみたり、ゲームをしたりと楽しみにしていた休日さえもただ「何もしなくていい日」になっていきます。
ある休日に、友人に誘われて久々に外で遊ぶことになった日。休日がすぐに過ぎていくと感じるくらいで、自分自身では変化に気づいていなかったのですが、何気ない一言で自分の今を知ることになりました。
「最近、服装ダサくなってるよw」
大学生の頃に知り合った彼女いわく、それまではオシャレにしているなと感じてくれていたそうなのですが、久しぶりに会ってみたら急にダサくなっていたので、驚いたそうです。
その一言で「あれ、なんか違うな」と思い、自分を見直すことを決意しました。
疲れているから、やる気がおきないからと何をするわけでもなくダラダラ過ごしていた休日を、せっかくの休日だからと考えるように変えて、無理にでも楽しむように努力してみることにしたのです。
気持ちを変えて変わったもの
休日を楽しむように変えて、ふと平日の自分が違っていることに気がつきます。
やる気が落ちていく一方だった仕事に対しても、もう少しこうなりたい、これが出来るようになりたい、と考え始めるようになります。
もちろん、時間が経って仕事にも徐々に慣れてきたというのもあるとは思いますが、休日の考えを改めた頃から、それまで心の中に付いていた絶望感が薄れていったのは確かでした。
毎日がそれまでに感じないくらい何かに追われ続けるようになる新社会人の頃は、社会に染まることに必死で自分を見つめ直すことをしなくなりがちです。
もし、あなたが楽しいという気持ちを忘れた毎日を過ごしているとしたら、僕と同じようにとりあえず何もしたくなくても、楽しんでみることをやってみれば、案外かんたんに現状から抜け出せるかもしれませんよ。