
秋に入ったと思ったら、まさかの夏日。
3連休だし、久しぶりに出かけようかなということで、初めてシリーズでお馴染みの魚釣り。今回はルアー釣りに挑戦した僕。
前回(魚釣りと、海と、初心者。)の海釣りで楽しさを垣間見れたので、またまた師匠にお願いして教えてもらいながら遊んできたわけだけど……
思いもつかない展開を迎えることになる。
目次
管理釣り場は釣り好きのオアシスなのかも
訪れたのは「としまえんフィッシングセンター」。
いつもは遊園地とプールの営業をしているこちらは、夏が終わりでプール営業が終了するとそこが釣り場に変貌する、釣り好きにとっては都会のオアシスのような場所。
普段がプールの造りになっているだけあって、足場もよく便利な施設のはずが、とんでもなく季節外れに暑すぎる。
立っているだけでもバテそうだ。
だけど、夕食に“ニジマス”を食べると決めて足を踏み入れた僕にとっては、この程度で挫折していられない。
ルアー釣りが初めてだとしても、絶対に負けるわけにはいかないのだ。
受付を済ませたあと、師匠と一緒に買いに行ったルアーとレンタルの竿を装備して、ニジマスが潜むプールへ。
なんだか玄人感が出ている人ばかりで、場違いではないかと感じつつも、師匠に教えてもらった通りに竿を振り始める。
魚も暑さでバテ気味
それから2時間ほど経った。
ニジマスはルアーに見向きもしない、やはりこの気温のせいだろうか。
茹だるように暑い炎天下で、ただひたすらに竿を振る修行僧みたいだ。投げ方は少しずつ上手くなるものの、正直なにをしにきたのかわからない。
「波のプールにも釣り場があるので行ってみましょう」
一向にニジマスが釣れる気配がないので、移動をしてみることになった。
先ほどの場所とは違って、こちらは人が少ない。居心地いいし、ここで釣れれば最高。
師匠から、波のプールにいる練馬サーモンを狙うならとお借りしたルアーは数分でプールの藻屑になってしまった。
この場を借りて改めて謝りたい。
「いつもゴメンね、師匠」
あれ?コツコツ型かもしれない
ここまで釣果が全くないので、飽きる展開なのに自分でも不思議なくらいにヤル気は衰えない。
こんなにもコツコツ型だったとは、驚きだ。
しかし、物にも限度がある。釣りは魚を獲るためにきてるわけだから、釣れないことには満足できないに決まっている。
これ以上なんの反応もなければ辛いなぁと思いはじめて、ようやく反応があった。
偏光サングラスの向こう側にいる魚が、ルアーを追いかけているではないか。
もう少しで掴めそうな感覚が出てきて、俄然ヤル気がでる。ここまで4時間くらい休まず釣りを続けているのに、まだまだ続けたい。
黙々と新しいことに挑戦する気持ちがこんなにも新鮮に感じることって、オトナになるとすっかり減る気がする。
1匹目をようやくゲット
「おおーッ」
いままでにない感覚。確実に食いついた。
魚の活性が多少上がってきたのか、はたまた偶然なのかはわからないけれど、念願のニジマスをようやく釣り上げることができた。
やばい、1匹目釣るとさらに大きいのが狙いたくなるのは、祖先から脈々と受け継がれた狩猟本能だろうか。
1匹ではダメだ。あと数匹は釣りたい、いや、釣らせてください。
結局、6時間にも及ぶ死闘の末に合計で2匹のニジマス(夕飯)を手に入れることに成功した。
今は疲労感よりも達成感を強く感じる。
それにしてもお腹がすいた。よく考えると朝の7:00頃に釣りを始めて、ちゃんとしたご飯をたべていなかった。
としまえんを後に目の前にある、お寿司屋さんで遅めの昼食をとることに。
「暑い……」
暑いのは気温のせいだけじゃなかったようだ、クーラーの効いた店内にいるのにもかかわらず、火照るように暑いことに気がつく。
ほぼ、火傷レベルの日焼けをしていた。
サングラスをかけていたから、顔はタヌキのように目の周りだけが無事で、他は風呂上がりかのように皮膚に熱をもった状態。
夏も過ぎたことだし、なんて油断したのがそもそもの間違いだった。
日焼けによる思わぬ弊害
初めてのルアー釣りは、6時間立ちっぱなしになるくらい楽しむことができたのだが、後遺症というか僕の不注意で負ってしまった日焼けがひどい。
ヒリヒリして痛いし、表面の熱がなかなか引かない。
しかも、日焼けによって顔の雰囲気が変わったからなのか、iPhoneのフェイスIDが認証しなくなった。
全くもって予想してないところにまで弊害がくるものだ。
ちょっとばかり無駄な話が多くなったが、ルアー釣りって初心者からすると敷居が高い印象があるけれど、としまえんのような初心者でもOKな管理釣り場なら、手ぶらできて楽しむこともできるので、本格的な釣りを興味本位で体験したい人にオススメ。
休日だと、家の中でゴロゴロとしがちだが、たまには外でレジャーを楽しむと気分がリフレッシュする。最近特に新しいことを何にもしてないと思っているなら、手頃に楽しめるチャレンジをしてみてはいかがだろうか。
2017~2018年シーズンの営業期間 2018年9月30日(日)から2019年5月6日(月)まで
営業時間
日、月~金(平日)は 7:00AMから7:00PMまで
土曜日、特定日は7:00AMから10:00PMまで
2019年のシーズン開始も同じ時期だと思われるので、興味がある方は是非。