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【2018年版 住みたい田舎ベストランキング】みんなが注目する田舎ライフ

【2018年版 住みたい田舎ベストランキング】みんなが注目する田舎ライフ

いやあ、都会はさ疲れちまったよ。
人多いし、電車は混むし、やっぱりちょっと遊び行くくらいがちょうどいいんだよ。私の肌には合いませんわ。
今はネットも普及してるしなんでも簡単に手に入るし、田舎でゆっくり暮らしたいよ。と思っている方も少なくないのでは。

私も将来は田舎でスローライフを送りたいと思っています。
もともと田舎育ちで、都会に憧れて都内へ出てきて、都内で働いていたらまた田舎に憧れて田舎に戻って、田舎に戻ったらまた都会に憧れて都内へ出てきて。
ああ、私の場合は完全に無い物ねだりですね。

さて完璧な「田舎暮らし」へのフリを完遂したわけですが、「住みたい街ランキング」なんかでいうと最近開発が進んでいる北千住なんかあたりが出てくきますね。
都会くらいしもいいけど田舎暮らしもいい。田舎暮らしに注目した「住みたい田舎ベストランキング」というものもあります。
株式会社宝島社が発行する月刊誌「田舎暮らしの本」は、2018年1月4日(木)発売の2月号で、「2018年版 住みたい田舎ベストランキング」を発表しました。今回はそのことについて触れていきたいと思います。



目次

「2018年版 住みたい田舎ベストランキング」について

今年で第6回目のランキングとなりますが、今回はランキング方法をリニューアル。
「自然が豊かなところで田舎暮らしを楽しみたい人」と、「都会の便利な暮らしも捨てがたい人」の双方のニーズに応えるため、人口10万人未満の「小さなまちランキング」と、人口10万人以上の「大きなまちランキング」の2つのカテゴリーに分けてランキングを発表しました。世代によって異なるニーズがあることから、全世代対象の【総合】ランキングのほか、【若者世代】【子育て世代】【シニア世代】の4部門に分けて1位を決定しました。
「田舎」と一言いっても漠然としすぎているので、今回はより細かく規模ごとに、年代別ごとにランキング分けがされています。
あまり長く説明してもあれなので早速発表していきます。

これぞまさに田舎「小さなまちランキング」

【総合部門】第1位 北杜市(山梨県)
【若者世代部門】第1位 臼杵市(大分県)
【子育て世代部門】第1位 常陸太田市(茨城県)
【シニア世代部門】第1位 辰野町(長野県)

総合1位となった北杜市(山梨県)は、平成27年度から「若者応援プロジェクト」などの総合戦略を具体化。移住希望者の就労支援も行っており、年代別の移住者数は30代が最多となりました。移住促進を公約に掲げる市町村は上位にランクインする傾向があるようです。
ご存知のまちはありましたか?なかなかピンとこない人も多いのではないでしょうか。
それなので、各ランキング1位のまちについてちゃんと調べてまいりました!ざっくりでの情報ですがご紹介させていただきます。

小さなまちランキングにランクインしたまちのご紹介

【総合部門】第1位 北杜市(山梨県)
北杜市には日本一を誇るものが4つあります。
山岳景観が日本一。国蝶オオムラサキの生息が日本一。ミネラルウォーターの生産量が日本一。日照時間が日本一。
自然に恵まれていることがこの4つの情報だけでわかりますね。山に囲まれていて自然豊かで、水も綺麗。太陽の光というのは人を元気にさせる力があるらしいので日照時間が日本一ということは日本一元気な街であるのかもしれません。

【若者世代部門】第1位 臼杵市(大分県)
国宝の臼杵石仏や醤油の製造で有名です。
臼杵石仏は1995年に、日本で初めて磨崖仏として国宝に指定されました。それと同時に彫刻としても九州初の国宝として指定されたのです。
また臼杵市は城下町の町並みでも有名です。臼杵市で画像検索をすると沢山の写真が出てきます。開発されていないからこそ歴史的な建造物が残っている。そういうところが田舎ならではの魅力でもありますね。

【子育て世代部門】第1位 常陸太田市(茨城県)
常陸太田市といえば、竜神大吊橋ブリッジのバンジージャンプ。高さ100mの日本一高いバンジージャンプを楽しむことができます。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。テレビでもよく取り上げられてましたね。成人式終わりに飛ぶ人が多いということで話題にもなっていました。
もちろん、子育て世代から1位をもらっているということは他にも魅力的な理由があるわけですが。ただどうしてもバンジージャンプの印象が個人的に強くて。刺激溢れるまちでもあるのかも。

【シニア世代部門】第1位 辰野町(長野県)
辰野町は東日本随一といわれるホタルの名所松尾峡で有名です。
ホタルが育つには幼虫の餌であるタニシがよく育つところでないと育ちません。タニシは綺麗な水のところでないと育たないので、ホタルが有名ということは水が綺麗だということでもあります。ホタルが舞い飛ぶ景色こそ日本人が想像する夏の景色ですが、なかなか都会の方では見れませんね。
20代の人口がグンと下がってしまっているのでぜひ活性化してほしい地域でもあります。

ざっくりとしたご紹介をさせていただきました。本来なら自治体の取り組みや実績等の魅力をご紹介するべきところなのですが、ちょっと部門とは関係ない魅力のご紹介となってしまいました。……こちらの記事では街全体の魅力のご紹介ということで。
さあ、次は大きな街ランキングを見ていきましょう。

都会までとはいかなくても便利で落ち着いた街「大きなまちランキング」

【総合部門】【シニア世代部門】第1位 北九州市(福岡県)
【若者世代部門】第1位 栃木市(栃木県)
【子育て世代部門】第1位 糸島市(福岡県)

総合1位、シニア世代部門1位の2冠を獲得した北九州市(福岡県)は、「生涯活躍のまち」としてモデルエリアを選定。2年後に65歳以上の人口がピークを迎える同市は、若者・子育て世代だけでなく、車がなくても暮らせる医療施設も充実した住宅地を整えるなど、シニア世代の移住も積極的にサポートしています。
北九州市はTHE大きなまちという感じがしますね。さて、ここで色々魅力を書いてしまうと次書くことがなくなってしまうので、早速見事ランクインしたまちのご紹介をさせていただきます。

小さなまちランキングにランクインしたまちのご紹介

【総合部門】【シニア世代部門】第1位 北九州市(福岡県)
北九州市はご存知の方も多いかと思います。もう本当に大きな街ですね。冬になればイルミネーションは綺麗だし、活気にも溢れています。
北九州市について調べると、とにかく「飯がうまい」との情報が多く出てきました。多くの人が言っているので間違いないのでしょう。うまい!きっとうまい!
また65歳以上の人口がピークに達するとのことですが、若い人が少ないというわけではありません。
田舎というとどうしても若い人が都会に出て行ってしまいがちですが、地元愛のある人が多いのか20代の人も他のまちに比べると多い方です。すごく素敵なことですね。
交通便に関しても空港まであるくらいですから、きっと不便することもないでしょう。

【若者世代部門】第1位 栃木市(栃木県)
栃木県全体でいえば餃子、日光東照宮、鬼怒川温泉が有名ですね。
栃木市一つの街に注目すると蔵造りの家屋が並ぶ街並みが保存されていることで有名です。小江戸、小京都、関東の倉敷などとも呼ばれており、観光地としても人気があります。またハートの形をした渡良瀬遊水地でも有名です。
観光名所が多くある栃木市、若者からすると程よく街で、程よく田舎で、バランスのとれた街なのかもしれませんね。

【子育て世代部門】第1位 糸島市(福岡県)
糸島市は海に面したまちです。田舎というとどうしても山を思い浮かべがちで、すっかり海という存在を忘れてしまっていました。
市内には海を渡る神社「箱島神社」があります。縁結びの神様として有名です。海にポツンと浮かんだ小さい神社がなんだかロマンチックです。
その他にも白糸の滝や幣の浜、姫島という小さな島まであります。ドラマや映画の撮影にも使われていました。
個人的な話になりますが内陸県に生まれた私にとって海がすぐに近くにあるというのはとても魅力的であったりします。

まちの魅力をお伝えしようと色々調べて書き上げたのですが、なんだか観光案内みたいになってしまいました。
まあでも移住とまでは行かなくても旅行などで遊びに行ってみてもいいかもしれませんね。日本にはまだまだ知らない場所がたくさんあります。

今回ご紹介した 「住みたい田舎」ベストランキングは月刊誌「田舎暮らしの本」に収録されています。
記事内では各ランキング1位までの紹介となりましたが発売されている雑誌にはさらに細かくランキングが載っています。
●小さなまち 各部門上位40位のランキング発表
●大きなまち 各部門上位20位のランキング発表
●移住希望者・要チェックのお役立ちランキング
●アンケート内容、参加市町村、ランキング分析
●全国を12のエリアに分け、トップ5を発表!
●Pick Upとして取り上げた自治体の取り組みや魅力を紹介
●2018年版 「移住したい都道府県」ランキングも

気になった方は書店でもウェブストアからでも。

ライターはこの人

熊谷
『個性派ライター』のクマガヤ
1人で群馬から東京まで歩いたらどうなるんだろうと思い付き、実行する強い好奇心も持ち合わせている。

「もう書きたくない」がお決まりの言葉。
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