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「ゲーム」は遊びじゃない! “本気”と書いて“マジ”、「ゲーマー」はプロフェッショナルへ

「ゲーム」は遊びじゃない! “本気”と書いて“マジ”、「ゲーマー」はプロフェッショナルへ

なにかを極める事、すなわち”プロ”と呼べる事。ゲームも極めれば、世界に評価される。ゲームは、もはやプロと呼べる存在を生み出しているのです。みなさんはその”プロゲーマー“の存在をどのように感じているのでしょうか。そして、ゲームを極めた人たちとは、一体どんな人なのでしょうか。今回は、そんなゲームのプロ世界に足を踏み入れてみましょう。



目次

eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)

eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ、以下 eスポーツ)という言葉を聞いたことはありますか? 広義には電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピュータゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称なのです。
eスポーツを調査しているNEWZOO社(本社:オランダ)の試算では、世界におけるeスポーツのオーディエンスは、東京オリンピックが開催される2020年には5億人を超えると予測しており、リアルなメジャースポーツに匹敵する規模となりつつあると言われています。

2007年には正式種目へ

アジアオリンピック評議会が主催する室内競技大会では2007年から正式種目となっています。アメリカや韓国などにはプロリーグがあり、年間1億円以上を稼ぐトッププロも存在するのです。
2017年8月に米シアトルで開かれた『The International 2017』という大会での賞金総額は約27億円にのぼり、欧米では社会的にも認知されています。2024年パリオリンピック招致委員会の共同議長Tony Estanguet氏が「eスポーツ」を種目プログラムとして採用する可能性について言及するなど、今後、より注目度は高まると予想されているのです。

日本でのeスポーツ市場

日本ではまだ、”プロゲーマー”が多くないのです。それはなぜかというと、eスポーツと言われる主なゲームジャンルと、日本の流行っているゲームに差があるからなのです。

eスポーツでは主に、FPS(First Parson Shooter:ファースト・パーソン・シューター)と言われる本人目線でプレイするシューティングゲームと、RTS(Real Time Srategy:リアル・タイム・ストラテジー)と言われるリアルタイムで戦略を考えて戦うゲームがあり、この2つのような”操作技術が必要なゲーム”が、この”eスポーツ”で採用されているのです。
日本では、こういったeスポーツの定番ゲームをプレイしているユーザーが少ない事で、プロゲーマーの誕生が衰退しているのです。

日本のプロリーグ

少ないプロゲーマー数ではあるものの、しっかりとしたプロリーグが、この日本にも存在します。そして今年の4月1日には、eスポーツの全国リーグ「日本eスポーツリーグ(JeSL)2018 Winter」のオフライン決勝戦があるのです。

本リーグでは、腕に覚えのあるアスリートゲーマーたちが、タイトルの枠を超え日本の各都市でプロチームを結成し、2016年より開催しているのです。第3シーズンとなる今回は、5都市から5チームがオンラインによる総当たり戦で競い、各部門上位2チームがオフライン決勝戦に進出できるといった内容になっています。

今回の決勝ゲーム種目ではあの有名作品も

豊洲PITで開催されるオフライン決勝戦では『FIFA 18』(PS4)、『BLAZBLUE CENTRALFICTION』(PS4)、同時開催のチャレンジカップ『オーバーウォッチ』(PC)の全3タイトルで選手たちは優勝をかけて対戦するとのこと。

ゲーム好きな皆さん、日本でもこういった”プロ”の世界もあるのです。FPSやRTSを得意とするゲーマーが日本にいるのであれば、どんどん「eスポーツ」業界を盛り上げて行きましょう。そして、プロゲーマー人口を増やしていきましょう!

ライターはこの人

どすえ
最近「荒野行動」にハマっておりやす!

未だ個人では1位になった事がないけど、チームではなんとか。

これからもっと腕を磨くでー!
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