
北朝鮮・ミサイル・発射
最近テレビでよく聞くワードですが、イマイチ「どんなミサイル」が発射されたのか、「何が問題なのか」バカな私には理解ができておりません。
ま、落ちたらやばいよねマジで、的な感覚しかなくて。
まずいですよね。ええ。大人として。
それなのでつい先日2017年11月29日に発射された「火星15」について調べあげてまいりました。
振り返りつつ、皆さまへ端的に説明していきたいと思います。
火星15とは大陸間弾道ミサイル(ICBM)である
以前より火星シリーズのミサイルが出ておりますがもちろん、今回の火星15もミサイル兵器であって宇宙に飛ばすような人工衛星ではありません。
じゃあなぜ火星なんて名前なのでしょうか。
それはあくまで人工衛星の打ち上げだと銘打っているからです。
北朝鮮は国連決議においてミサイルの打ち上げについて禁止されています。
しかしどうしても打ちたい、かましたったるぜ!な北朝鮮は「あくまで人工衛星打ち上げにしか過ぎないのだから打ってもいいっしょ」的なスタンスをとるわけです。
後に北朝鮮はこの「火星15」を大陸間弾道ミサイル(ICBM)だと主張します。
「超大型の核弾頭」を搭載することが可能で尚且つ「再大気圏突入可能」としている、「長距離間弾道ミサイル」ということです。
北朝鮮メディアからはアメリカ本土全域への攻撃が可能だとの情報も。
とにかくでかい核爆弾をとにかく遠いところまで飛ばす、そんなこと出来ちゃうミサイルってわけです。
いやいや、結局ミサイルって言っちゃってるし・・・・
なーんて開き直るのも慣れたものです。今年だけでも既に10回以上発射しているわけですから。
ミサイルが発射されると何が問題なの。どうやばいの
何が危険かなんて想像できますよね。
人のいるところに落ちたら危険です。発射テストなので核は積んでいませんがそれでもミサイルはミサイルです。
人のいないところに落ちるからと言って安全なわけでもありません。
上空でミサイルが損壊しその破片が落ちてきたら・・・危険ですよね。
現に今回の火星15においても再大気圏突入時に崩壊したと見られています。
大陸間弾道ミサイルは迎撃が難しいと言うこと。
短距離間弾道ミサイルが射程1,000km以下、マッハ5に対して大陸間弾道ミサイルは射程射程5,500km以上マッハ20。
すごく簡単にいうと速くて撃ち落としづらいのです。地上に向かってきてしまっても撃ち落せないとなったら・・・
仮に撃ち落せたとしても破片が飛んできたら・・・
そしてミサイルの実験であるということ。
ミサイルのさらなる改良、進化が行われているわけです。
北朝鮮メディアによると今回のミサイルは過去最高の高度約4500キロまで上昇したと発表しています。
新型スマホ!的な感覚で自慢されても困っちゃいますね。
自国の兵力アピールにしか過ぎないだろう、と私たち国民も悠長に構えてるわけにもいかないのかもしれません。
かといって止めてやる!!だなんてことも簡単に出来ないわけですが。
北朝鮮問題。ミサイル発射以外にも拉致問題やらあるわけですが。
全くもってご近所トラブルとは常でございまして。
photo by Pixabay
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