
手癖が悪いと言いますか、落ち着かないと言いますか、私常に手持ち無沙汰なんですよね。
どうしても運転しながら指ドラムやってみたり、映画見ながら手でキツネ作ってみたり、何かしていないと落ち着かない。
でもねハンドスピナーにはハマらなかったんです。ハマらなかったんですけど、スマホにバンカーリング付けたら、それをくるくる回すようになってしまって、そこでやっとハンドスピナーにみんながハマるわけがわかったんです。
という、どうでもいいお話でした。
今回ご紹介するのはメルカリの新サービス「メルチャリ」。
株式会社メルカリのグループ会社である株式会社ソウゾウは、オンデマンドシェアサイクルサービス「メルチャリ」を2月27日に提供開始することをお知らせいたします(対応アプリはiOS版のみ先行提供開始)。また、第一弾の導入都市は福岡市となります。
目次
メルチャリのサービス概要
「メルチャリ」は個人(お客さま)と地域が参加型で運営を行う、新しいスタイルのシェアサイクルサービスです。
1. スマートフォンで一つで借りられる
使い方はアプリ内のマップに記載されている専用ポートで自転車を借りて、目的地近くのポートに返すだけ。
どなたでも自転車のレンタルから返却までかんたんに行うことができます。
また、鍵の解除は「メルチャリ」アプリ内で発行されるQRコードで行い、「借りる」から「返す」まで、スマートフォンひとつで完結することができます。メルカリIDとの連携でかんたんに登録することができ、料金は4円/分。乗った分だけ支払う料金システムです。
2.個人・地域の参加によるポート(駐車場)提供
「メルチャリ」のポートは、 地域の民間企業に加えて個人宅・店舗の軒先など、地域の皆さまがお持ちのスペースを大小問わず提供いただくことで、街により多くのポートを設置し、いつでもどこでも、乗りたいときにすぐ自転車を利用できる体験の提供を目指します。
また、「メルチャリ」ではポート(駐輪場)提供にご協力いただける個人、企業様を募集しております。
<メルチャリポート公募ページ>
https://merchari.bike/portowner/
3. 運営をみんなで手伝おう「助け合いコミュニティ」
お客さまによる違反報告や自主的な放置自転車の移動などのアクションに応じて、「メルチャリ」内で貯まるマイルやメルカリポイントを付与。
お客さまのアクション履歴やマイルの累積状況はアプリ上で随時確認することができ、日常的にお客さま同士で運営を助け合うような仕組みをつくることで、「メルチャリ」のサービスを、お客さまとともにつくりあげていくことを目指します。
4 .安心・安全のサポート体制
自転車に内蔵されたGPSで常時自転車の駐輪場所を把握し、 サポートトラックが放置・違法駐輪の自転車や故障車を移動・回収することで各ポートを常に最適な状態に保ちます。またメルカリのカスタマーサポートで培ったノウハウを活かし、カスタマーサポートによる365日の監視も実施。 突然の故障やトラブル時にも安心してサービスを利用することができます。
シェアサイクリングサービスというものは地域によっては既に行われているサービスでもありますね。
ただしこのシェアサイクリングサービスで問題になっているのが、乗り捨てや違法駐輪、故障車両などの放置です。新聞にも取り上げられるくらい大きな問題となっています。
便利ではある分、各個人のモラルに任せられるような状態となっているのが現状です。
そういった問題を防ぐために、メルチャリではGPSを内臓し位置情報の確保、カスタマーサービスによる365日の監視と対応、またユーザー自身が放置車両、故障車両を移動することでマイルが貯まるといったシステムを作ることでこの問題の予防策をとっています。
しっかりと今までのシェアサイクリングサービスの問題点を見つめ、それに対する対策も取られている、民間企業が行うからこそのしっかりとした体制が取られています。
使用する自転車はちょっとオシャレ
「メルチャリ」で使用する自転車は20インチ、3段階ギア、 日本製の非電動アシスト自転車です。
鍵はコネクティッド・ロックの開発および、関連サービスを手掛ける株式会社tsumugのスマートロックを搭載、QRコードでかんたんに解錠することができます。
電動自転車ではありませんが、3段階のギアは付いています。3ギアあればだいたいなんとかなっちゃいますね。
そして鍵の開け閉めはスマホでの操作。QRコードで出来てしまうと。
いやいや、一体どんなシステムなんですか。私QRコードが鍵になるなんて初耳ですよ。ちょっと鍵の開け閉めやるだけでもお借りしたい。
万が一の自転車専用保険も用意
「メルチャリ」では、お客さまの事故やケガ等に対応するシェアサイクル専用の保険( 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 および東京海上日動火災保険株式会社提供)を付保しており、万一の場合、国内初となる「示談交渉サービス」つきの賠償や、ケガを被った場合に以下の補償を受けることができます。
<自転車総合保険>
1) 傷害補償条項
– 死亡・後遺障害保険金額:1,000万円
– 入院保険金日額:5,000円
– 通院保険金日額:2,500円
2) 賠償責任補償条項
– 保険金額:最高2億円
<施設賠償責任保険>
保険金額
– 身体:最高2億円
– 財物:最高2億円
※自転車やポート等の監理の不具合により第三者に損害を与え、法律上の賠償責任を負う場合の保険
(例)自転車の転倒により施設等へ損害を与える
なお、保険の詳細については、引受幹事保険会社である 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 の情報を参照ください。
シェアサイクル専用保険について:
http://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2017/20180213_2.pdf
※損保ジャパン日本興亜株式会社のプレスリリース(PDF)へのリンクです。
もちろん、事故怪我が起こらないことが一番ですが起きてしまうものは起きてしまいますから、保険があるのは少し安心ですね。
さて、ということで今回ご紹介した「メルチャリ」。
第一弾は福岡市から始まります。博多・天神・ウォーターフロントのエリアを中心に、サービス開始時点でのポート数は50、自転車は400台以上の設置を予定しており、夏頃までにエリアの拡大と2,000台程度の自転車の投入を予定しています。
シェアサイクリングサービスというものはユーザー側の協力もあって、成り立つサービスだと思います。
最低限のモラルやマナーを守って、新しく始まる便利なサービス、気持ちよく使っていきたいですね。そしてさらなる地域拡大に期待したいです。
メルチャリ公式サイト:https://merchari.bike/