
タイ二輪車メーカーGPX社の日本総代理店であるGPX JAPAN株式会社は、タイ製のオートバイ「GPX」の3モデルの輸入を2019年から本格的に開始し、2019年1月23日(水)に秋葉原でメディア発表会を開催します。
数年前からホンダからもタイでバイクを作っていましたが、今回GPXからタイ製のバイクの輸入が開始されるそうです。
日本製のバイクとはちょっと違うタイのバイク。え、これどこのバイクなのってバイク乗りから話しかけられること間違いなし。
デザインも全然イカしていたのでご紹介していきます。
目次
GPXはタイ製のオートバイ
2018年秋にGPX JAPAN株式会社が設立し、2019年から本格的に輸入が開始されます。
GPXの魅力は、そのデザイン・品質と価格のバランスです。今回輸入を開始するのは、懐かしさを感じさせるシンプルなフォルムの2機種(Legend150S、Gentleman200)と、最新の欧州ハイエンドモデルをイメージさせるマスコット的な機種(DEMON150GR)の3モデルです。
タイ製のバイクと聞いて、デザインはどうなんだろうと思っていましたが、普通にかっこいい。
なんたっていずれもイタリアンデザイナーの手によるものだそうですよ。
バイク離れしている若いユーザーにも
現在、新車のオートバイを購入する層の平均年齢は52.7歳、原付を含む二輪車の世帯普及率は18.5%です。世帯普及率はピークだった1986年の半分以下だそうです。※数値は二輪車新聞記事より抜粋
せっかく“3ない運動”が無くなっても、運転免許の取得費用やオートバイ自体が高額だと若い世代のバイク人口は減る一方です。
GPXは“そこそこの性能・品質と若者にも手が届きやすい価格設定”から、多くの方々へのエントリーモデルとして機能します。GPXでオートバイの楽しさを知った若者が増え、その何%かでも日本や欧米の中・大型車にステップアップしてくれれば、国内市場衰退ストップの一助になるかもしれません。
私の周りにもバイクを乗っていた人がいましたが、3年ほどで手放していました。
どうしたってやっぱり維持費が気になってしまうもので、どうせお金を支払うなら車の方が全然いいって。そうなっちゃいますよね。
今回GPXから販売されるのは150cc~200ccのバイク。維持費もそこそこに、125ccよりも勝手がよく、手軽に乗るバイクとしてはうってつけかもしれません。
品質管理もしっかりしているので安心して乗れる
■日本に学んだ生産体制と品質管理
某日本メーカーのOBが監修したGPXの新工場では、機能的で清潔で大陸らしい広さを活かした設備で生産が進められています。働く人たちはとても熱心で、32歳の社長も熱意に燃えています。かつてアジア製のバイクは“安かろう悪かろう”の象徴だったかもしれません。しかし、今やホンダをはじめ日本のメーカーがタイやインドネシアで軽量車を生産する時代です。日本に学んだGPXの品質も推し量っていただけると思います。
海外製だからといって、品質が悪いわけではない。もう時代は変わってきているわけです。
最後に今回輸入・販売が開始されるバイクの詳細について記載します。
■商品詳細
【Legend150S】
価格 : 259,200円(税込)
原動機種類: 4ストローク
排気量(cc): 149cc
全長 : 2,015mm
車両重量 : 130kg
URL : http://gpxjapan.co.jp/gpx-legend150.html
【Gentleman200】
価格 : 361,800円(税込)
原動機種類: 4ストローク
排気量(cc): 197cc
全長 : 2,020mm
車両重量 : 160kg
URL : http://gpxjapan.co.jp/gpx-gentlemen.html
【DEMON150GR】
価格 : 343,440円(税込)
原動機種類: 4ストローク
排気量 : 149cc
全長 : 1,835mm
車両重量 : 130kg
URL : http://gpxjapan.co.jp/gpx-demon150GR.html
ちょっと無骨なデザインが男らしくてかっこいいですよね。カスタムしがいがありそうじゃないですか。
バイクデビューの相棒として、大型に乗る前に維持費も安く、購入費も安価なタイバイク。割とありじゃないですか。