
何度か「eスポーツ」について記事を書いてきましたが、まだまだ認知度が低いようです。みなさんは、どこまでeスポーツについて知っていますか?
僕も全部を知っている訳ではないですが、それにしても“興味がない”と言う人が多くいるのでとても残念に思います。
海外ではとても盛り上がっているのになぜ、と疑問に思いますが、文化の違いもあることでしょう。
まだまだ認知度が低い「eスポーツ」について、マイボイスコム株式会社さんがアンケート調査を行いました。世間にとって「eスポーツ」とはどのような存在になっているのでしょうか。
目次
「eスポーツ」知っている人が約2割
eスポーツの認知度についてのアンケートでは、eスポーツを知らないという人が過半数を超えており、少し寂しい気持に。
知らないと答えた人は56.2%。どのようなものか知っていると答えた人は18.5%。名前は聞いたことがあると答えた人は25.4%という結果になりました。
こう見るとeスポーツを認知している人が少なく、基本的にはeスポーツに興味が無いという傾向にありますね。
「eスポーツ」興味度はどれくらい
このアンケートでは、世の中でのeスポーツに対する興味度をアンケート調査をしました。
「興味がある」「まあ興味がある」の合計では全体の6.0%となり、「興味がない」「あまり興味がない」の合計は81.3%という結果に……興味持ってくれー。
こんなにも興味がない人がいるとは思っていませんでしたが、興味をもっていない人の中にも、テレビゲームやPCゲーム、それこそスマホゲームもやっているかと思います。
ハマっている“ゲーム”がもし、eスポーツに認定されれば興味が沸くのでしょうか。根本は違いそうですけどね。
実は“スポーツ”のワードが良くない!?
どうやら世間ではeスポーツの“スポーツ”に引っかかっているようです。
「ゲームは遊びのひとつであり、スポーツ競技とはとらえにくい」や、「eスポーツという名前からは、ゲームの対戦競技をイメージしにくい」などの声があり、スポーツとしてとらえられない意見が多く見受けられています。
実際に身体を動かすことがメインではない事もあり、“スポーツ競技”としてはとらえにくいと思う人はアンケートの2割ほど。
しかし、中には「将棋やチェスのような、マインドスポーツ(頭脳スポーツ)である」「反射神経、動体視力、瞬発力などの能力が求められるので、スポーツ競技である」などの意見もあり、スポーツのとらえ方は人によりさまざまだということでしょう。
今後どうなる「eスポーツ」
日本ではまだまだ走り始めのeスポーツですが、これからもっと認知され、ますます大きな存在になるとは思います。今のままでは少し心配な気持ちもありますけどね。
スマホゲームの「モンスターストライク(以下、モンスト)」がeスポーツとして大会を開催していたこともあり、多少なりとも認知度が上がったのではないでしょうか。
今後は、モンストのような幅広い世代に人気な“ゲーム”をeスポーツとして大会などを開催し、eスポーツ界を盛り上げて行って欲しいですね。、