ばかにゅー.com

もやしが安くて不思議だったから闇を暴こうと思ったら

もやしが安くて不思議だったから闇を暴こうと思ったら

スーパーに並ぶ野菜の中でも、群を抜いて安い「もやし」は果たして売っている生産者は儲けが出ているのでしょうか?

「もやし」は給料日前で苦しい時にも低価格で量も食べれるので、消費者の僕たちからすると非常に助かるHERO野菜です。目玉商品でもないのに高くても30円そこそこ、安いところでは10円ちょっとで1袋が買えてしまいます。

だけど、その値段でお店で売られているということは、生産者の利益はおそらく数円程度……

考え始めると、どうやって生活できているのか気になって仕方ないので、調べてみることにしました。



もやし農家は正直しんどい

僕もあんなに安くてもスーパーで売ってないことなんか無いから、大量生産で儲かっているのだろうと考えていましたが、実情はそんなに楽では無いようです。

もやし農家の現状は、原料となる種や人件費は高騰を続け、対して販売価格は下がり続けるという反比例を続けていて、経営状況は悪くなる一方です。

2009年には全国で230社以上もあった生産農家は今では130社程度まで減少しています。僕たちが安くて喜んでいる反面で、作り続けている、もやし農家が倒れるという、独裁者による搾取で苦しめ続けられる民のような構図ができあがってしまっているようです。

今残っている生産農家も、卸価格が上がらずに今のままが続いていけば、スーパーからもやしが消えていってしまい、レバニラ炒めや味噌ラーメン、野菜炒めからは食欲をそそる「もやし」のシャキシャキ感が失われてしまう訳です。

原価は一体いくらなんだろうか

もやし農家の現状がわかったところで、実際気になっている1袋あたりの卸価格について調べてみました。

仕入れてみる訳にもいかないので、色々と調べてみると農家の儲けが1袋で5〜15円程度との情報が信憑性が高いと感じました。たまに見かける激安もやしで1円販売されているのは、さすがにスーパー側が赤字を切っているということですね。

先ほど、僕はもやしがなくなるかもしれないと記載しましたが、もやしについての調査を進めていると分かったのが、それはどの業界にもある生存競争だろう、求める人がいる以上は無くなる事はないと考えている人もいることが分かりました。

確かに、1社でも残れば食べられなくなるという事は無くなるかもしれませんが、生産者が少なくなれば、庶民の味方であった「もやし」からは姿を変えてしまうのは避けられません。

それは僕たちとしても喜ぶことではないのは確かです。もやし農家の声では1袋40円での販売を望んでいるとの話なので、このままの親しみ深い「もやし」を守りたいと思うなら、40円で買うことがもやし農家の後押しになるのではないでしょうか。

もやしにも栄養があるらしい

もやしについて何も知らない僕たちからすると、もやしには栄養がほとんどないイメージがあるのではと思います。

しかし、「もやし生産者協会」によると、もやしにはいろいろな栄養素がふんだんに含まれており、なおかつヘルシーな食材とのことです。

種に蓄えられた栄養素は、もやしの形になる段階でエネルギーを放出しながら細胞や組織を作って成長するという特徴があり、その過程で、それまで含まれていなかった新しい栄養素が合成されていきます。

具体的にはカリウム、カルシウムなどのミネラル成分や葉酸、ビタミンB1、ビタミンC等の皮膚や粘膜の健康維持を助けたり、便秘や糖尿病、大腸ガンといった生活習慣病を予防・改善する働きがある栄養素などを含んでいるそう。

食感を楽しむだけの野菜だと思っていましたが、ちゃんと栄養を補う役割も果たしてくれているのですね。

終わりに

確かに、もやしは主役になることの少ない野菜ではありますが、味噌汁の具材としても野菜炒めの食材としても無いと寂しいシャキシャキ感を与えてくれる名脇役です。

今まで「もやしのことを深く考えたことがある人」はほとんどいないと思いますが、今回の記事で少しもやしについて知れたはずなので、スーパーで見かけた際には美味しく食べる方法を考えてみてください。

Return Top

Copyrighted Image