
A型の人は神経質。O型の人は大雑把。AB型の人は変わり者。B型の人は自己中心的。
全日本人が各血液型を聞いて、イメージするものといえばこれだと思う。
ご覧の通り、B型は圧倒的に印象が悪い。誰にでも自己中心的な部分があるにも関わらず、B型の人間は特にそれがひどいというイメージを持たれがちなのだ。
一瞬でも自己中な瞬間を見せれば、“ああ、あの人はB型だもんね”と影で言われてしまう。合コンで血液型を聞かれてBと答えるのがどれだけ恐怖であろうか。血液型だけで敬遠されてしまうのだ。
私はこの問題を許すことができない。だから今回B型の印象を変えるべく、記事を書くことにした。
目次
そもそもいつからB型は自己中心的だと決めつけられたのか
一体このB型に対するネガティブキャンペーンはいつから始まったのか。
私は右手と左手を駆使し、グーグル先生に訪ねてみた。「B型 自己中 歴史」すると様々な説が出てきた。一説によると1920年代にある学者が出した血液型別の人物特徴の書物から、B型はでしゃばりだとか書かれており、それが人々に浸透してしまったからだとか。
これは歴史が深い。深すぎた。B型のネガキャンはすでに100年近くも前から始まっていたのだ。
だがしかし、考えて見てほしい。B型の自己中であるというイメージが約100年もずっと変わらずにいないということ。情報が一切更新されていないということ。おかしいでしょう。
100年も前の情報が形を変えずに現代にも残っているのです。何者かの手が加えられているに違いないのです。何かの陰謀が隠されているのです。
B型差別の裏側には人間社会の闇がある。
人は本来悪である。という言葉があります。子供の時って残酷な生き物でしたよね。それが大人になるにつれて理性、社会性により、凶暴な部分が抑えられているだけだということ。ですがどうしたって、この人間の元の悪の部分というのは漏れ出してしまう。そう、それこそが罪にならない罪“差別”なのです。
人は弱いものを差別することによって、自分を優位な立場であることを自覚しなければ不安で生きていけない。そんな愚かな生き物なのです。この平和な日本においても堂々と差別が行われています。
それがB型差別なのです。
先ほど記述したB型へのネガキャン歴史。100年もの間、何故情報が全く更新されなかったのか。何故人口の20%のB型の人たちが苦渋を舐めさせられなければいけないのか。
これには人々の間にプチ差別を発生させることで、人間の本来の悪の欲求を満たしてあげようという、主にA・O型による大規模な隠れ差別、平和を維持するための陰謀なのです。
B型の人たちは人々の悪の欲求を満たすために、平和のための犠牲をA・O型の人間から強いられているのです。
何故B型が標的となってしまったのか
何故この差別の標的がB型の人間になってしまったのか。何故最も人口が少ないAB型の人間は標的から免れたのか。それには最もな理由があります。
まずはAB型人口が少なすぎること。あまりに少ないがために、人々の悪の欲求を満たすことができないのです。程よく少ないB型が人々の欲求を満たすのにちょうどよかった。
そしてもう一つ。AB型には天下のA型様のAが含まれてしまっているから。日本を動かしていると言っても過言ではないA型様。そんな方々の片足が浸かっているAB型を差別することなどできなかったのです。これにはA型様の人々はもちろんのこと、長いものに巻かれるのが大好きなO型連中も賛同したに違いがありません。
そういった歴史があって、B型差別は生まれてしまった。
だが忘れないでいただきたい、日本が今平和でいられるのはこの理不尽な差別、不当な扱いを受けつつも、懸命に日本を支えているB型の人がいるからだということ。
あなたたちはそんなB型の人々を果たして本当に自己中などと言えるのだろうか。いや、言える。こんな陰謀を考え、擁護をしてみたがB型はやっぱり自己中だ。絶対そうだ。A型も神経質すぎてちょっといっちゃってるし、AB型はもっともっとおかしい。
やっぱり一番当たりな血液型はおおらかなO型に間違いない。