
もうすぐで、平成時代から新しい時代へと変わり、人類の歴史がまた1つ刻まれていくわけですが、平成を振り返るとどんな時代だったのでしょうか。
良いことも悪いこともあったことでしょう。懐かしさや、知らなかったことなど、僕らが生きてきた平成時代を改めて心に刻んでいければと思います。
時代を塗り替えた歴史的瞬間や、平成時代の象徴など、みなさんの記憶にも残っている出来事がきっとあるはず、ちょっとしたタイムスリップでもしていきませんか。
目次
「平成」の始まりはあの携帯ゲーム機が登場
1989年(平成元年)と今とでは、携帯ゲームのクオリティー差を感じずにはいられません。そもそも現代では、スマホでハイスペックなゲームを楽しめてしまいますからね。
当時の携帯ゲーム機と言えば「ゲームボーイ」。
1989年の発売以来、日本で3247万台、世界で1億1869万台も売り上げた大ヒット商品で、当時ではゲームソフトデータが入ったカートリッジを交換して、さまざまなゲームを楽しめる事は革新的なことでした。
一世風靡(いっせいふうび)したゲームソフト「テトリス」が発売され、ゲームボーイは爆発的な人気を獲得したようです。
「平成元年」消費税はここから始まった
1989年、平成の始まりは消費税の始まりでもありました。現代では当たり前に存在している消費税ですが、当時では消費税率は3%でした。
1997年になると消費税率は5%へと増税され、2014年には消費税率は8%と増税されてきました。
もともと戦後の税制度というのは所得税が中心にありましたが、時代が進むにつれ、消費の多様化やサービス化により、所得水準が上がり、従来の制度では時代にそぐわない部分が出てきたようです。
時代の流れによる税制の不安定状態を解決するためにと、消費税が導入されることとなりました。先延ばしにされている消費税率10%も近い将来の話、生活が辛くなるばかりでございますね。
「平成14年」日本代表歴史的快挙を達成
つい先日もサッカーワールドカップで日本代表が頑張り、ベスト16位という結果を収めました。ベルギー戦は熱くなりましたね、記録を塗り替える瞬間が来る! と思っていましたが、ベスト8に行けず悔しい気持ちでした。
2002年のワールドカップでは開催地が初のアジアということもあり、日本中が盛り上がりを見せました。この2002年「日韓ワールドカップ」では、個性あふれる選手が多く、誰もが興奮しテレビに釘付けになっていたのではないかと思います。
ベッカム、ロナウジーニョ、オリバーカーン、ロナウド、中田英寿などたくさんの人気選手が出場し、日本のサッカーファンが増えた年ではないでしょうか。そして、日本サッカーの史上初となる、ワールドカップベスト16の成績を記録し、日本中が感動の渦で包まれました。
「平成14年」学校生活が変化した
ゆとり教育の始まりです。僕はちょうど、週6日から週5日のゆとり教育にシフトする時の小学生時代を過ごしていました。
子供からしてみれば、単純に休みが増え、友達と遊んだり、授業を受けなくて良い日が増えたので嬉しかったと思います。
しかし道徳を学ぶ時間などが減ったために、「ゆとり世代だから〇〇」などの批判を受けたりする人も出てきてしまいましたよね。
正直、子供たちの教育の為というよりは、大人たちの都合で「詰め込み教育」から「ゆとり教育」になったと僕は思いますけどね。
「平成18年」TwitterやFacebookサービス開始
現代社会において“SNS”というのはライフツールとして欠かせない存在となって来ています。
平成18年よりTwitterやFacebookが一般向けにサービスを開始し、かれこれ10年が過ぎ、今では一般の人だけではなく、企業でもSNSを利用したサービス、広告、集客したりと、重要な存在になっています。
最近では「Instagram」や「TikTok」などの需要が高いですが、これからもっとSNSツールが増えてくることでしょう。
「平成26年」笑っていいとも!歴史に幕を閉じる
長寿番組と言えば「笑っていいとも!」ですよね。幅広い世代に人気のあったバラエティー番組。
笑っていいともの看板でもある「タモリさん(森田 一義;もりたかずよし)」が31年半続けてきたお茶の間の人気番組でしたが、平成26年にその歴史に幕を下ろしました。
番組の最終回では豪華なゲストが数多く出演し、名残惜しいながらもエンディングを迎えました。
最近の地地上波では視聴率はなかなか上がらず、動画配信サービスが充実し始めたのが1つの影響で、「十人十色」という言葉があるように、視聴したい番組や、ドラマ、映画は人それぞれなわけです。
時代の変化に対応してくれているサービスが増えてきている事も、1つのありがたい事実と言えるでしょう。
平成を青春してきた男より
僕の青春時代は平成といっても過言ではありません。恋愛、部活、バンド活動と学校生活のほとんどを青春に捧げてきましたが少し後悔しています。勉強をあまりしてこなかったこともあり、社会へ出て色々と苦労をしています。
さて、僕の話はとりあえず置いといて、ざっくりと「平成」の出来事についてお話しましたが、記憶に残っている出来事はありましたか。
もちろんここで紹介できなかった出来事も多くありますが、僕の中では「笑っていいとも!」が平成を象徴する存在の1だと思っています。平成時代のほとんどを番組放送してきた「笑っていいとも!」は、今でも僕の記憶に深く焼き付いています。
みなさんの記憶にある、平成の思い出、印象に残っている事など、今一度思い返してみませんか。新しい時代へ突入する節目として、平成時代で培ったものをこれから活かしていければ、より良い時代へと変えていけるかもしれませんよ。