
株式会社博報堂アイ・スタジオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 誠一、以下 博報堂アイ・スタジオ)とヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表執行役社長:中田 卓也、以下 ヤマハ)は、共同でインスタレーション「Duet with YOO(デュエット ウィズ ユー)」の日本国内初披露となる体験イベントを、4月25日(水)から5月22日(火)までヤマハ銀座ビル1F/ポータルにて行うとのことで、最新AI事情に触れ合える機会が巡ってきましたよ。
目次
「Duet with YOO」とは
「Duet with YOO」は、全てのプレーヤーが持つ「まだ気がついていない演奏の可能性」を引き出し、新しい音楽体験を提供することを目的とした体験型のインスタレーションとなっているようです。
ヤマハの「人工知能合奏技術」が、人間の演奏をリアルタイムに解析し、プレーヤーごとの弾き方のニュアンスを汲み取り調和の取れた合奏を行うことで、たとえ一人でもまるで人間と一緒に演奏しているような体験を提供します。
さらに博報堂アイ・スタジオの技術により、演奏に合わせて映像をシンクロさせながら投影することで、AIの演奏参加を映像表現で視覚化し、聴衆にもAIとの一体感をわかりやすく伝えるのです。
ヤマハが持つ「人工知能合奏技術」と、博報堂アイ・スタジオの映像表現技術により、一人でピアノを弾いていてもまるで自分の感情や弾き方を読み取ってくれる伴奏者と連弾しているような新感覚の演奏を体験できるシステムとなっているので、これはぜひ体験しておくべきでは!?
人工知能合奏技術とは
「バーチャルな演奏者との合奏」という新しい音楽の楽しみ方を実現するために、ヤマハが開発を進めている技術です。
独自の人工知能技術を用いて人間の演奏をリアルタイムに解析し、どんなテンポやタイミングで伴奏すれば調和の取れた合奏ができるかを瞬時に予測するとのこと。
このシステムを自動演奏機能付きピアノ(ディスクラビア(TM))と連携させれば、鍵盤やペダルをリアルタイムに操作して、息を合わせてぴったりと伴奏してくれるバーチャルピアニストを再現することができ、他の楽器や音源と連携させれば、さまざまな楽器のバーチャル共演者を再現することができるとのことです。
過去の偉大な演奏家との共演を自宅で楽しんだり、バーチャルな音楽教師が演奏をレクチャーしたり、演奏会で足りないパートを補ったりするなど、さまざまな用途を想定した技術です。
日本での開催について
日本国内でも多くの方に本インスタレーションによる新しい演奏体験を楽しんでいただくために、「Duet with YOO」の日本国内初披露となる今回の体験イベントを開催する運びとなったようです。
普段ピアノを演奏しない方や、初心者でも気軽に楽しめるよう、比較的簡単に演奏でき広く親しまれている曲「Twinkle Twinkle Little Star(きらきら星)」を演奏することで体験できるようですよ。
個人的には「エリーゼのために」を演奏してみたいですけどね。
イベント概要
■展示概要
期間:2018年4月25日(水)~5月22日(火) 11:00~19:30(定休日 第2火曜日)
会場:ヤマハ銀座ビル1F/ポータル(東京都中央区銀座7-9-14)
内容:「Duet with YOO(デュエット ウィズ ユー)」の体験(予約不要)
料金:無料
サイト:Yamaha AI Project YOO
※上記サイトにてコンセプトムービーも公開されているようなので、気になった方は見てみてね。