
今回は、ちょっと変わった知識が学べる“カードゲーム”の紹介です。
体育競技などで時たま耳にする「ドーピング」という言葉。
ドーピングに対して「いけないことだ」みたいなイメージを持っている人は多いですが、実際にどんなことがドーピングに繋がるのかについては、分かっていない人の方が多数ではないでしょうか。
目次
遊びながら学ぶ「ドーピングの知識」
アンチ・ドーピング事業を行う合同会社みどりや薬局が製作した、うっかりドーピング防止カードゲーム「ドーピングガーディアン」。
ドーピング検査で発見される人の中には、風邪薬やサプリメントを知らずに服用してドーピング検査に引っかかってしまうことがあるそうです。
知識不足でせっかくの努力を無駄にしない為に、カードゲームとして遊びながらドーピングに関する知識を学ぶことを目的として開発されました。
ゲームの流れはこんな感じ
・山札からカードを引いて手札よりトレーニングカードを出して自分の点数を高めていく。
・病気カードを引いてしまったら、減点された上そのターンは終了。
・薬カードで病気の治療、サプリメントカードはトレーニングの効果を高めることが出来るがドーピング違反のリスクがある。
・ドーピングガーディアンカードで5枚あるドーピングカードのうち2枚を見ることが出来る。
・10ターンで終了。点数を集計し暫定順位を決める。
・最後にドーピングカードを開示し使用した薬やサプリメントに一致するカードがあった場合、ドーピング違反となり失格。
・ドーピング違反者は失格となり順位を取り消され、ドーピングをせずに一番ポイントが高い者の勝利となります。
想像していたよりも結構しっかりとルールが作られていますね。
「2018グッドデザインしずおか」に選出されたらしい
“グッドデザインしずおか”は静岡県内の中小企業等が企画段階から流通段階までの間に、戦略的にデザインを活用したものごとを選定・顕彰する取り組みです。
審査において、ドーピングガーディアンは「国民体育大会など育成年代にも広がるドーピング検査への対応知識取得を、座学中心の講義型からカードゲームを使った参加型へすることにより、より身近な教育啓発へと繋がることが期待できる。」として評価されました。
遊びながら学ぶのは、もっとも効率が良い覚え方ですよね。
こちらで3000円(税別)にて購入できるそうなので、気になったかたは覗いてみてください。