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第七週KUMAGAYA音楽回覧板『どんぐりず』の件につきまして

第七週KUMAGAYA音楽回覧板『どんぐりず』の件につきまして

やりたいことなんて何もないとずっと思ってたんですが
どうやら逆だったようです。

やりたいことだらけだったんです。

湘南で海の家を開きたいし、軽井沢で民宿を経営したいし、高崎のオリオン座を復活させたいし、最後には地球をぶっ壊して終わりたいし、今の私では現実的でないから“やりたいこと”と認識してなかったのです。
元恋人とデートする夢をみて、一日ふてくされて寝過ごした日曜日の夜に、人生のメリーゴーランドを聞いていたらそんなことに気がついてしまいました。
夢ってそういうのでいいんですよね。

うわ、全然関係ないけど今、喫茶店の窓から料理の鉄人で有名な服部幸應さんがタクシーに乗り込むところを目撃しちゃった。
和菓子屋さんから出てきたよ。

…ということで今回は桐生が生んだ奇才『どんぐりず』についてご紹介していきます。



目次

あらゆるセンスが尖りまくっている『どんぐりず』

群馬県桐生市初の弾き語りユニット『どんぐりず』。
メンバーは森(@YES_MORI_YES)とチョモランマ銀行(@chomobank)の二人組。
何年か前にYouTubeのオススメに突如として現れてね。それで知りました。
オススメってのはまあ突如として出てくるものなのだけど。
きっかけとなった動画がこちら。

48万回も再生されています。見たことがある人もいるのではないでしょうか。
なんでしょうこの独特なユーモアは。じわじわと来る面白さ。
彼らの光るセンスはユーモアだけではなく、音楽、映像の部分でも光っています。

公式Twitterの紹介文では「『歌詞とメロディが一致しない』をコンセプトに活動している音楽団体。」と書かれています。

彼らの魅力について詳しくご紹介していきます。

うわあ、カッコいいと感じてしまうことの悔しさ「どんぐりず」

彼らの曲の中で一番有名なのは「like a magic」なのではないでしょうか。
『歌詞とメロディが一致しない』の世界を存分に味わうことができます。
日本語の字幕をONにして再生を。

私はジョンソンです。あなたはジョンソンですか?

こんな理不尽、見たことがない。最高におもしろい。

バチクソに歌詞はダサいし、めちゃくちゃなのに、メロディがめちゃくちゃオシャレ。映像もめちゃくちゃオシャレ。
それだけで私達はいい曲だと感じてしまう、この浅はかさを痛く突かれる感じ、それをいじられてる感じ、せっかくいいのにともったいない感じ、でもだからこそめちゃくちゃおもしろい、つい何度も見返してしまう、それが彼らの魅力という、めちゃくちゃです。
彼女とのデートで車で流したいですね。これいい曲だねって彼女に言わせたい。そしてそれを私も心の中であざ笑いたい。そういうプレイを楽しみたい。

他にも様々な笑いを様々な音楽でミックスしています。
コメント欄とともに聞くとその意味がわかります。




MVがさ、これまた群馬感が強い。
それでもって桐生の良さがものすごく出てる気がするんですよね。

街並みは古いし、すこし寂れているのだけど、なぜか桐生ってオシャレな人だったりオシャレなお店が多いんですよね。
MVにも出てきてますがお祭りの盛り上がりがスゴい。わざわざ高崎の人が桐生まで行くもんね。お祭りの後のクラブイベントに行くためにとか。
意外と若い人に熱いところなんですよね。

FM桐生の『どんぐりbomb』も必見!

FM桐生(77.7MHz)では第2,4週水曜日20:00~20:59に『どんぐりず』がMCを務める『どんぐりbomb』を聞くことができます。
彼らの素の姿、生のユーモアに触れてみませんか。アプリでも聞くことができます。
FM桐生公式アプリ

彼らのYouTubeチャンネル、公式ホームページはこちら
どんぐりず公式YouTubeチャンネル
公式ホームページ
また各種音楽配信サービスでも配信されています。
わたしもついこの間AWAにてダウンロードしたところです。
いろんなセンスが尖ってる二人ですが、やっぱり面白い人って最終的に面白い形に仕上がるんですよね。
えっとね、本当に面白い人あるあるだと思うんですよ。面白くて多才な人っていますよね。でもその多くの才能を結局ユーモアに収束させるんですよ、そういう人たち。
ぜんぜんお洒落なまま、かっこいいまま仕上げることだってできるはずなのに、どうしてもユーモアに向かってしまう、もはやそういう性だと思うんです。

私だったらそんなことしないもんね。
全然おしゃれなまま仕上げるし、全然クールに仕上げるし、そういう腕があったらね。
つまり何がいいたいかって、最高にバカだなあってことです。だからこそ最高に癖になるし、最高に愛おしくなるわけです。

〜バックナンバー〜
第一週KUMAGAYA音楽回覧板『Faded old city』の件につきまして
第二週KUMAGAYA音楽回覧板『The Stone That Burns』の件につきまして
第三週KUMAGAYA音楽回覧板『Satanicpornocultshop』の件につきまして
第四週KUMAGAYA音楽回覧板『王舟』の件につきまして
第五週KUMAGAYA音楽回覧板『N-qia』の件につきまして
第六週KUMAGAYA音楽回覧板『Dillon』の件につきまして

ライターはこの人

熊谷
『個性派ライター』のクマガヤ
1人で群馬から東京まで歩いたらどうなるんだろうと思い付き、実行する強い好奇心も持ち合わせている。

「もう書きたくない」がお決まりの言葉。
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